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五輪テストイベントの参加選手確保が難航 PGAツアートップが明かす

今年8月のリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに開催されるゴルフ競技を前に、会場となるオリンピックコースで3月8日(火)にテストイベントの実施が予定されている。しかし今春の過密日程が影響し、参加選手の確保が難航していることをPGAツアーのコミッショナー、ティム・フィンチェム氏が語った。AP通信が報じた。

ブラジルでテストイベントが実施されるのはフロリダ州で行われる「WGCキャデラック選手権」の翌週で、当週には同じくフロリダ州で「バルスパー選手権」が開催される。PGAツアーは参加選手のためにチャーター機を用意しているが、選手たちの反応はかんばしくない。

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出場を打診されたというジョーダン・スピースは、「バルスパー選手権」のディフェンディングチャンピオン。彼の代理人によるとスピースは、タイトル防衛の障害になることは避けたい意向だという。また、リッキー・ファウラージミー・ウォーカーも、メジャー初戦となる「マスターズ」1カ月前という時期を懸念し、出場しない方針だという。

「どんな選手たちによる組み合わせでも実施はできる。個人的には、たぶん一番重要なことは国際的な選手団を送ることだと思う」とフィンチェムは言うが、移動手段と同週大会のスポンサーへの配慮が問題になる。当週には、タイで欧州ツアーとアジアンツアーの共催試合が開催される。また、米国女子ツアーはオープンウィークだが、前週はシンガポールで大会が行われる。

フィンチェムは、「自分たちが見逃しているものがあるかどうか知るために、良い選手を派遣したい。我々がコースを作って、“これは良いコースだ!”と思っても、世界の一流選手たちがそこに行ってプレーをすれば、10もの問題点が見つかるだろう。彼らは我々に見えないものに気付いてくれる。だから、彼らに行って欲しいんだ」と説明した。

またフィンチェムは、コースをデザインしたギル・ハンス設計事務所が、環境問題による反対運動や、法的整備をめぐる事情等によってプロジェクト進行を遅らされた“後遺症”を抱えていると表現。「我々は、“これは良いコースだ”という言葉が欲しいんだ」と切実に訴えた。

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