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誘拐か?否か?“被害者”アレンビー「記憶がない」

2週前の米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」期間中に、ホノルル市内で誘拐、暴行を受けたとされるロバート・アレンビー(オーストラリア)が27日(火)、事件について語り、一部報道に対する不信感をあらわにした。

29日(木)開幕の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で戦列復帰するアレンビー。ハワイの警察が捜査中で、依然行方の分からない犯人の動向を気にかけて会見をスタートさせた。16日(金)の夜に訪れたワインバーで、キャディのミック・ミッドルモ氏らと別れた後に財布や携帯電話を強奪されたという概略。暴行を受け、深夜に気が付いたのは、バーから離れた場所でホームレスの女性に救出された時だったと説明した。

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救出直後には、被害を受けた顔をSNSで公開した。しかし一部メディアの続報では、アレンビーはワインバーを出た後にストリップバーに滞在し、泥酔状態で自ら転んでケガを負ったという証言をする目撃者も登場。一連の“疑惑”について「(事件があったとされる午後)11時06分から(翌午前)1時27分までの記憶がないんだ。私たちが真実を知りたいのだから、どれだけフラストレーションが溜まるかは言い尽くせない」と憤った。

収まらない騒動の渦中で43歳は「私はメディアに友達がいないってことが分かった。ひとりだけかな…まあ、それだけだ」。「13歳の娘と15歳の息子がいることを皆忘れている。私はいいが、子供たちは成長過程にある。彼らを守りたい」とキッパリ。「メンタル的には、人生でも最もタフな週に向けて準備をしている」と話した。

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