憧れのタイガーに続く契約に、「めっちゃ嬉しい」と笑顔を見せた松山

先週の国内男子ツアー「ダンロップフェニックスオープン」で優勝を果たした松山英樹が、外用消炎鎮痛薬「バンテリン」を展開する興和株式会社（愛知県名古屋市、代表取締役社長 三輪芳弘）とパフォーマンスサポート契約を締結。25日（火）、都内で行われた記者会見で発表した。

同社と契約を結ぶ現役プロゴルファーとしてはタイガー・ウッズ、有村智恵に続く3人目。今後、同社は松山を起用した広告宣伝を展開するほか、バンテリン製品の提供など海外を転戦する競技生活をサポートしていく。壇上に上がった松山は、幼少から憧れの選手だったというタイガーとのCM競演の可能性について、「実現したらめっちゃ嬉しいです」と、この日1番の笑顔を見せた。

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競争の厳しさだけでなく、長時間の移動も強いられる米ツアー生活を、今季初めて丸一年経験した松山。疲れは「走って、汗かいて、疲労感を抜いていた」というが、「メディカルサポートがあれば、自分の体をもっとメンテナンスできるし、なによりも心強い」と良コンディション維持への期待は大きい。同ブランドの主力製品のラインナップを前に、「これだけ揃っていれば文句はないです」と全幅の信頼を寄せた。

次戦は、ウッズがホストを務めるチャリティ大会「ヒーロー・ワールドチャレンジ」（12月4～7日、フロリダ州アイルワースG&CC）に日本人として初出場を果たす。世界で選りすぐりの18選手が賞金総額350万ドル（約4億1280万円）を争うフィールドの厚い大会で、米ツアーの競技でこそないが、例年は世界ランキングの対象試合になる。「優勝できるように頑張りたい」と、左肩に「バンテリン」のロゴを縫い付けたウエア姿で気持ちも新たに乗り込む。