キーガン・ブラッドリー、せわしないルーティンの効果
2014年 チューリッヒクラシック
期間:04/24〜04/27 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
“逆転の”ブラッドリー 「2打差の位置は好ましいね」
米国男子ツアー「チューリッヒクラシック」は3日目を終えて、通算18アンダーの単独首位にノ・スンヨル(韓国)、2打差の2位にキーガン・ブラッドリーが浮上。明日の最終日は、初優勝をかけた22歳をメジャータイトルホルダーが追う、2人の最終組対決という構図となった。
初日20位から7位、そして2位と、ジワジワと順位を上げてきたブラッドリー。「今日は1番ティから最終ホールまで良いプレーができた。特にラウンドを通して落ち着けていたメンタルを誇りたい。明日に向けても良い兆候だよ」と、8バーディ、1ボギーのラウンドを自画自賛した。
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2日目を終えた時点で「たぶん、食中毒だと思う」と吐き気を訴えていた体調不良も、「有り難いことに、今朝は100パーセントのコンディションだった」と完全復活。プレー内容も上々と明日の最終日に向けた不安は何一つない。ノについて口にした「彼とは初めて回るけれど、確かなことは彼が素晴らしいプレーヤーだということ。どこまでプレッシャーをかけられるかは分からないな」という言葉にも、どこか余裕の響きがある。
「2打差で追うポジションは好ましいね。僕は、追う展開が好きなんだ。優勝するにはロースコアが求められると思うけれど、とてもエキサイティングだよ」。過去3勝は、いずれも逆転から手にしたもの。その目は、すでに韓国の新鋭を視界に捕らえている。(ルイジアナ州ニューオーリンズ/塚田達也)
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