キーガン・ブラッドリー、アンカーリング禁止に備えパターを変更
2014年 チューリッヒクラシック
期間:04/24〜04/27 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
初優勝争いに待った!? ブラッドリーが7位浮上
この9年間で6人の初優勝者が生まれている今週開催の米国男子ツアー「チューリッヒクラシック」。今年も、2日目を終えた時点で首位から上位6人をツアー未勝利者が占める展開となっているが、この日「66」で回った2011年「全米プロ」覇者のキーガン・ブラッドリーが20位から7位に急浮上。初優勝者誕生大会の流れを阻止せんとばかりに、アクセルを踏み込んできた。
「今日は堅実なプレーができたよ」と、1イーグル、5バーディ、1ボギーの内容に及第点。ハイライトは、1つ伸ばして迎えた前半7番パー5だった。ティショットを右サイドのバンカーに打ち込んだが、次の1打は残り232ヤードからフェアウェイウッドでピン手前1メートル弱につけるスーパーショット。さらに9番(パー3)では約14メートルのバーディトライをねじ込み、右手を高々と天に突き上げた。
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残り36ホールで6打差からの逆転を見据えるが、唯一の気がかりは体調面。ホールアウト後に「まだ分からないけれど、どうやら食中毒かもしれない。吐き気がひどいんだ・・・」と明かし、「今夜はゆっくり休んで、明日は気分が良くなっていることを望むよ」と言葉数は少なかった。
体調の不安はさておき、ブラッドリー自身も12年8月の世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」から1年半以上タイトルが遠ざかっており、優勝への渇望は周りを囲むツアー未勝利者たちと同じ。一夜明けて迎えるムービングデー、上位選手たちにとっては脅威の存在となる。(ルイジアナ州ニューオーリンズ/塚田達也)
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