故ペイン・スチュアートをしのぶ「橋」
今年のヘーゼルティーンは寒い!?
第84回「全米プロ選手権」開催週の月曜日、ミネソタ州チャスカの「ヘーゼルティーン・ナショナルGC」の上空を厚い雲が覆った。ほぼ終日雨が降りしきり、気温も低く25度以下。
ジャスティン・ローズ
「まるでイギリスにいるみたいな気候だね。でも僕にとっては地元でプレーしているみたいで気楽になれそうだよ」
チャールズ・ハウエルIII世
「ミネソタだから少しは涼しいかとは思っていたけど、こんなに肌寒いとはね。以前ミネソタ州でプレーしたときはすごく暑かったんだけどね。」
気温はゲームを左右するほどのものにはならないが、風は大きな要因になる気配。「マスターズ」、「全米オープン」でもロングヒッターたちが優遇される長いコースだったが、この7362ヤードと長いヘーゼルティーンを強風が煽ったら、これまたかなりのパワーヒッターでなければ太刀打ちできないことになりそうだ。
しかし天候のことはその日になってみなければ分からないだけに、昨年のディフェンディング・チャンピオンであるデビッド・トムズをはじめ、多くの選手たちはまずコースを知り尽くそうと懸命に練習ラウンドに励んでいた。
中でもティーチングプロの巨匠、ブッチ・ハーモンはホセ・マリア・オラサバルに付きっきりで指導。ブッチの一番弟子、タイガーの姿はこの日は見られなかった。タイガーは昨晩遅くにミネソタ州入り。コースで目撃されたのはキャディのスティーブ・ウィリアムスだけだった。
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