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15歳の日系ジュニアゴルファーが全米オープン最終予選を突破、本選出場へ

全米オープン最終予選15会場の中で、一番参加人数が少なかったのはハワイ・カウアイ島ポイプベイ。地元ハワイ出身の10人(アマチュア3人)の戦いで、本選に出場できるたった1枚の切符を手にしたのは「70」-「71」の好スコアで回ったタッド・フジカワ選手。 この日系選手、実はまだ15歳で先日10年生(日本では中学3年生)を終了したばかりのジュニアゴルファーだという。

これまでの最年少記録は1941年に、当時14歳だったT・ガース君が参加したということだが今回はそれに次ぐ記録になるという。ハワイ・ホノルルの新聞紙「ホノルル アドバタイザー」によると、フジカワ君は3ヵ月半早い早期産児で生まれ、誕生時は880グラムしかなかったそうだ。現在は155cm、60キロながら平均飛距離は285ヤード、得意なクラブはパターだという。

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第1次予選ではハワイ・オアフ島の会場でトップ通過のミッシェル・ウィに2打足らず「74」の3位タイで終了しながらもプレーオフの末、最終予選会の切符を手にした。1歳年上となるミッシェル・ウィがアメリカ本土での最終予選会を受験することによってライバルがいなくなっていたようだ。ウィングフットには両親、祖父母、柔道の先生そしてゴルフを教わっている先生(兼キャディ)と一緒にいくというフジカワ君の健闘に期待したい。

ちなみに、ウィはニュージャージー州での最終予選に挑戦し、本戦出場を逃したが、このハワイ会場での最終予選に出場していたら、1次予選と同じようにメダリスト(1位通過)を果たしていたかもしれない。

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