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今日のタイガー/9番でドライバーを持ったタイガーに勝機あり!

5度目のマスターズ制覇、グリーンジャケットを目指しタイガー・ウッズは初日午後1時52分にティオフ。初日・2日目の同伴競技者はポール・ケーシー(イングランド)とアーロン・バデリー(オーストラリア)。週明けから昨日までの練習3日間は比較的暖かい日々が続いていたが、朝から気温は上がらず日中も13度から16度ぐらい。北西方向からの風は冷たく感じていた。

大会初日はコースが乾き、オーガスタ名物の高速グリーンが選手を悩ませて、難度はとても高くなっていた。平均ストロークは76.18、60台のスコアは2名、アンダーパーも僅か9人。そんな中、タイガー・ウッズは丁寧なゴルフを続けて16番を終えて1アンダーでリーダーボードに名前を載せていた。1ボギー(7番)に対しバックナインのパー5(13番、15番)でバーディを獲る。しかし上がり2ホールでティショットを曲げてしまい連続ボギーとしてしまい、順位を5位から15位まで下げてしまいホールアウト。3アンダーの好スコアで回ったジャスティン・ローズブレット・ウェッタリックとは4打差。

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タイガーには珍しく締め所となる上がりの2ホールをボギーにしてしまった。17番の3打目は左奥のピンに対してピタリと寄せて来ると予想したがグリーンオーバー。スピンの効いたアプローチはグリーン上でチェックせずボールはリリースしてしまった。ドライバーはまだミスが右に行くという不安要素はあるが、左ドッグレッグの9番でタイガーはドライバーを使った。7番、8番とフェアウェイを外していたがドロー狙いの9番でドライバーを持てるという気持ちがあれば頼もしい限りだ。

タイガーは今日午後スタートということでプレーを終えたのは午後7時過ぎ。プレー後の練習時間があまりなかった。明日2日目は午前10時34分にスタートする。明日はさらに気温が下がる予報もある。初日全体のスコアを考えるとマスターズ委員会はコースセッティング(ピンの切り方、ティの位置)を少し易しくする可能性もあるが、タイガーがどのようにバックナインを攻めてくるか?乾いた硬いグリーンに対しては守りのゴルフが必要。ピンをオーバーしないように手前からの上りのパットを残したい。スコアだけでなく、ティショットのクラブ選択やピンに対してのショットのポジションなどにも注目してみよう。

★ラウンドデータ
・スコア:73(37-36)1オーバー15位タイ
・バーディ:2回
・パー:13回
・ボギー:3回

・フェアウェイキープ率:50%(14ホール中7ホール)
・パーオン率:78%(18ホール中14ホール)
・パーオンしたときの平均パット数:1.83
・バンカーセーブ率:0%(2回トライしてパーセーブなし)
・ドライバー距離(計測2ホール平均):282ヤード
・パー3:通算イーブンパー
・パー4:通算3オーバー
・パー5:通算2アンダー

解説/アンディー和田

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