クラブを一新！新鮮な気持ちで挑む2009年

片山にとって今年のマスターズでの目標は、自己最高位を更新すること。オフの調整が上手くいっているため、自分での楽しみだと話す片山にとって、新たな挑戦が始まる。それは使用するクラブが新しくなることだ。5年間、片山のゴルフを支えてきたメーカーから、マスターズ直前に新規での契約を発表した。

片山のクラブへのこだわり。「簡単なクラブがいいですね！」アマチュアの方々が使いやすいクラブを好むと公言するが、実は細部にもこだわりを持っている。2月のフェニックスリゾートでの合宿中に、ダイワ精工の担当者が試作のクラブを持ち込んだときには、構えたときのフェースやバックフェースのラインがミリ単位で気になるなど。

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片山本人も「実際に使うまでは時間がかかりそう」と言っていたが、ダイワ精工は独自の開発力で、それから2ヵ月しかたたずに実践で使用できるクラブが作り上げた。「マスターズには以前のクラブと両方を持っていきます。現地でテストを繰り返して最終的に決めますが、良ければ10本はキャディバッグに入りますね」。

変わったのはクラブだけでなく、ボール、シューズ、ウェアと片山が身に着けるものすべてが新しくなる。片山にとっての2009年の目標は、2月に聞いたときも4月に入った現在も「今年は今後の自分がどう進むべきか考える年です」と話す。しかし、片山は言う「だからと言っておとなしくしているわけではないですよ。今年も何か大きなことをやります。皆さんに驚いてもらえるような何かを。今年はそんな気がしているんです」。