前週はWGC 久保谷健一が驚愕した選手は
「Qスクール」5日目:残すは18ホールだけ!
2つのコースで開催されている今年の「Qスクール」。この4日間で見ても、ニクラス・コースの方が平均的に2打ほどスタジアム・コースよりも易しいという結果でが出ている。そしてさらに5日目は上位の半分がそのニクラス・コースでプレー。最終日を前に精神的に楽になる為にスコアを伸ばす絶好のチャンスだ。
ジョニー・ミラーの息子、アンディ・ミラーはパットが好調で順位アップ、今現在の合格ライン31位タイに浮上。今週スタジアム・コースでコースレコードに並ぶ64をマークしたジェフ・ブレーホウは依然好調。チャージを続けなんと63をマーク。通算17アンダーとし首位タイで最終日に向かう。また4番から6番までを3連続バーディとしたブライアン・ベイトマンが同じく17アンダーとし、シード権をほぼ確定なものにした。
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日本の貞方章男が5日目68をマークし、通算12アンダーで11位タイとかなりシード権に近づいた。また久保谷健一が7アンダーで41位タイ、佐藤信人は2アンダーで79位タイと苦戦している。
◇5日目の結果(最終結果の上位35位タイまでがシード権獲得)
首位タイ(-17):ジェフ・ブレーホウ(63)、ブライアン・ベイトマン(66)
3位タイ(-16):アレックス・チェイカ(64)、ジョン・モーガン(71)
5位(-15):クリス・アンダーソン(69)
6位タイ(-14):ジョエル・クライブル(67)、スコット・レイコック(72)
◇注目の選手
11位タイ(-12):貞方章男(68)
21位タイ(-10):ケイシー・マーティン(67)
25位タイ(-9):ブレット・クイグリー(71)、ディーン・ウィルソン(72)
31位タイ(-8):アンディ・ミラー(68)
41位タイ(-7):久保谷健一(70)
64位タイ(-4):ボブ・メイ(76)
79位タイ(-2):佐藤信人(73)
139位タイ(+8):ハンク・キーニー(75)
注目の選手達コメント
ウッディ・オースティン(41位タイ)
「明日のコースが厳しいあがりだといいね。僕はできるだけ安定したプレーで踏ん張る。なんとか71くらいのスコアでもなんとかなるような展開になってくれればいいね」
ケイシー・マーティン(21位タイ)
「緊迫した一日になるだろうね。でもチャンスがあるからね。最終日でシード権を狙える位置で向かえるわけだからプレッシャーは重いよ。でも自分の目標に近づくんだから文句はないね」
トム・ギルス(31位タイ)
「もし始まる前から最終日を31位タイで迎えるぞって言われていたとしても喜んで受けたね。もの凄いプレッシャーだけど、自分の力が試せるからね」
バート・ブライアント(25位タイ)
「できるだけ考えないようにするよ。宿舎に戻って何か食べて、緊張から吐き気に襲われるだろうけどなんとか寝て、明日に臨む。あとは明日パットが決まってくれれば大丈夫だよ」
アンディ・ミラー(31位タイ)
「プレッシャーはすごいよ。でもやるしかない。明日プレーしてみるまで心配してもしょうがないしね。全米オープンでもプレーしたことがあるし、あの時もすごいプレッシャーを感じてたけど、どうにかなったよ」
ジェフ・ブレーホウ(首位タイ)
「5日目を好位置で終えられたことで精神的には楽になった。明日はチャンスを見極めながらプレーできる。リスクの高い場面では安全策をとることができる」