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二流選手は冷や飯を食えば良い

「このままでは米ツアーの価値が半減してしまう」とフィル・ミケルソンは真剣に訴える。

「全英オープンやライダーカップ、WGC(世界ゴルフ選手権)と同週に開催される米ツアーがあるが、それらは一流選手がいない大会となる。それでも勝ってしまえば"米ツアー優勝"という大きな勲章を手にすることになる。米ツアーは世界屈指の選手たちがしのぎを削る場所。そこでの優勝は何にも代え難い価値があるものだった。しかし、こうした一流選手を欠いたトーナメントが開かれることによって、米ツアーの価値が下がってしまうことになる」

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ミケルソンは試合で賞金を稼ぐ以外に、スポンサー契約で年間約1,000万ドルを手にする選手だが、一流選手を欠いた大会にお金をつぎ込むのなら、有名選手の出る大会の賞金額を増やした方が良いと言うのだ。もともとそういうコンセプトで始まったWGCだが、高額賞金のかかった通常のトーナメントと変わらない賞金額であることは否めない事実だ。

「米ツアーで勝つということは、世界一流を相手に勝利するということだった。大きな大会の裏で行われている試合では、脅威となるべき一流選手がいなくても勝ててしまう。一流選手だけの大きな大会に出る権利がない選手は、BUY.COMツアー(米ツアー下部組織*)に出場するくらいの措置で良いはずだ」

賛否両論ありそうだが、一流選手のいない試合はテレビの視聴率が確実に下がることを考えるとミケルソンの意見には頷けるものがある。ランキング下位の選手たちは耳が痛いことだろう。

*BUY.COMツアー:米レギュラーツアーの2軍のようなもので、賞金額はレギュラーツアーの1割から2割程度)

Golfweek

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