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ストレンジが反論

Q.ライダーカップ敗北に対し、様々な批判が出ています。

A.そんなに批判は出ているのか?批判をする人たちはライダーカップというものが理解できていない。キャプテンとしての経験がない人たちだから仕方がないが。負けると必ず批判はついてくるものだが、キャプテンとしての3年間、誰よりもライダーカップのことを考え、正しいと思うことをやるよう努めてきた。私自身に問題があるというなら、何を言ってくれても構わない。しかしこの3年間、私ほど真剣に考えてきた人物はいないはずだ。誰よりもこの3日間のために準備をしてきた。ありとあらゆるシナリオを考え、戦略を考えてきた。ライダーカップの戦いはあの3日間だけじゃない。最終日の采配だけで全てが決まるわけじゃない。最終日の順番に関しても全選手と話し合った。皆納得してくれている。僕が彼らに話をしたのは、彼らに最も納得のいく形で戦ってほしかったからだ。才能がどうのとか、世界ランキングがどうので順番を決めたのではない。それぞれが納得のいく順番で決めた。カルカベッキアは5番目くらいが一番精神的にもリラックスできるというから、それを実現した。スコット・ホークは早めに出たいというから1番を任せた。選手のバランスを考えて、やはり前半戦に勢いをつけるために良い選手を固めたつもりだ。スコット・ホークデビッド・トムズデビッド・デュバルらは、疑う余地もなくトッププレーヤーだ。前半戦に主力メンバーを置いておかなかったなどと批判しているけど、世界トップの選手達に向かってそんな言い方は失礼だ。サム・トーランスが彼の主力メンバーを前半に固めたのは彼の作戦だ。それが狙いどおりにはまったのだろう。作戦の妙ではなく、ただ欧州が優っていただけだ。

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Q.欧州の勢いは凄まじいものがありました。スコット・ホークは良いプレーをしていたのにも関わらず、コリン・モンゴメリーが7アンダーと波に乗っていた。またマーク・カルカベッキアが1つもバーディを取れないなんて誰も想像できなかったことです。要するに作戦がどうのというよりもどうやっても負けていたということですね?

A.残念ながらそういうことだ。でも何も言い訳をする気はない。負けたときは潔く負けを認めるしかない。我々にできることは負けを認め、より強くなって次回に備えることだけだ。勝負とはそういうものだろう? 最終日に負けたからといってアメリカの選手たちが劣るということでもない。

Q.どれくらい悔しいですか?

A.私の悔しさはないが、チームのことを考えると悔しい。私も経験があるし、今でも現役のゴルファーだから負ける悔しさは本当に良く分かる。ライダーカップでの苦い経験もある。しかし私自身にとっては人生最良の一週間だった。

Q.負けたのに最良の一週間ですか?

A.ライダーカップのキャプテンという名誉を授かった。歴代のキャプテンたちが成し遂げてきた責任を引き継がなければならなかった。3年間チームを、そして歴代のライダーカップの選手達を代表する役割だったんだ。その名誉に恥じないよう必死にやってきた。私は全ての瞬間瞬間を一生忘れない。選手達は輝いていたし、心の底から楽しんでいた。それが目標だったから満足だ。世界のトップ12名がいて、皆知的で才能に溢れてて、最高のメンバーだ。タイガーがミケルソンと卓球で遊んだり、他の選手もゲームしていたりと一緒に過ごす時間を楽しんでいた。そしていざ試合となると、互いの信頼関係で最高のプレーをしていた。キャプテンとしてこんなに嬉しいことはない。そして私とトーランスの友情関係も深まったし、欧州の選手達とも素晴らしい時間を過ごせた。だから最良の一週間なんだ。

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