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世界が認めた!丸山 米ツアー2勝目!!

欧州ツアーではアルゼンチン選手、米女子ツアーではスウェーデン選手、そして米男子ツアーでは日本選手が優勝と、ゴルフが国際的スポーツであることを証明した先週末。米ツアーでの2勝目はアジア人として初の快挙。昨年の「グレーター・ミルウォーキー」での優勝は、B級と評される試合でビギナーズラックと受け止められがちだった。今回は超一流が集う「バイロン・ネルソン」で、しかもタイガーを3位に従えて堂々の優勝。笑顔で有名な丸山は、それが「愛想笑い」ではなく「真の勝者の笑み」であることを世界に証明し、その瞬間、「世界の丸山」が誕生した。

アーニー・エルス
「彼は努力家だ。身体も鍛えているし、スイング改善にも取り組んでいる。素晴らしいスイングの持ち主なのでもっと勝てるよ。」

日本では有名な丸山茂樹も、世界で認められたのは1998年の「プレジデンツカップ」からだ。この時、国際チームを優勝に導く大活躍でジャック・ニクラスの目にとまった。

ジャック・ニクラス米国チーム主将(当時)
「丸山の存在は驚きだった。グリーンがとても速いコースだったので、日本人選手には不向きだと思っていたんだ。しかし丸山は最高のプレーをした。」

その翌年、1999年に2つの世界ゴルフ選手権(マッチプレーで5位タイ、NEC招待で6位)で活躍し、2000年の米ツアーシード権を獲得。その2000年、丸山は3度のトップ5入りを含む6度のトップ10入りで日本人として初めて、米ツアーにおける年間獲得賞金が100万ドルを超えた選手になった。またその年の「全米オープン」地区予選において、前代未聞の58(13アンダー)をマーク。1924年に地区予選が開始されて以来、18ホール試合における最少スコアを樹立しゴルフ界をどよめかせた。

そして2001年、「グレーター・ミルウォーキー」でプレーオフを征し米ツアー初優勝。その後、少々の低迷時期はあったものの、今回の「バイロン・ネルソン」優勝で、誰もが認める米ツアーの一流メンバー入りを果たした。その「笑顔」だけでなく、実力を世界中のゴルファーに見せつけた。

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