「ワールドカップ」気になるチーム紹介
世界ゴルフ選手権「ワールドカップ」プレビュー 2
50年前に「カナダカップ」として始まった「ワールドカップ」。皮肉なことに記念すべき50周年にそのカナダチームは不在となってしまったが、過去23回の優勝を遂げたアメリカチームをはじめ、24カ国の選手たちの気合は高まっている。アイルランドチームの2人は今回の開催コース、キオワ・アイランドで1997年に優勝を遂げている。
パドレイグ・ハリントン
「このコースで優勝しているという記憶が自信の後ろ盾になってますね。もちろんハイレベルな戦いですから、我々もかなり良いプレーをしなければならないのは分かってますが、でも97年に優勝できているというのは大きな支えですね」
アメリカチームの2人、ジム・フューリックとジャスティン・レナードをはじめ、オーストラリアのスチュアート・アップルビーなどは来週の「プレジデンツカップ」の選抜メンバー。2週続いての世界大会ともあって、多くの選手がダブルヘッダーを嫌った。過密なスケジュールを受けてくれた選手たちにはツアーから南アフリカまでのチャーター便が用意された。
ジャスティン・レナード
「1ヶ月くらい前に僕のワールドカップ参戦は決まったんだけど、すごく楽しみにしているんだ」
スチュアート・アップルビー
「ツアー選手権からワールドカップ、そしてプレジデンツカップと忙しいけれど、ワールドカップでチーム戦になるし、オルタネートショット方式などでプレジデンツカップの準備にもなるね」
腰に激痛を訴え一時は出場が危ぶまれた丸山茂樹が、水曜日には練習ラウンドを行った。火曜日の夜にチャールストン・ホスピタルに救急車で運ばれた丸山だったが、試合に参戦することを決意したという。
丸山茂樹
「まだ痛みはありますが、2日間の治療でずいぶん良くなりました」
田中秀道
「棄権しなくて済んで嬉しく思ってます」