米国選抜が5勝し欧州選抜から2ポイントリード
2012年 ライダーカップ
期間:09/28〜09/30 場所:メディナカントリークラブ(イリノイ州)
ライダーカップ初日メモ
◆ニコラス・コルサートが鮮烈なライダーカップデビュー
ベルギー人とした初めてライダーカップデビューを果たしたニコラス・コルサート(29歳)が、リー・ウェスウッドと組んだ午後のフォアボールマッチで1イーグル8バーディを奪い、タイガー・ウッズ&スティーブ・ストリッカー組を撃破。ウッズが16番でバーディを奪い、1アップと迫られた17番、ウッズはティショットをピンそば1.2mにつける。しかし、コルサートが8mのバーディパットを先に沈めてこのホールを引き分けに持ち込んだ。初日3ポイント対5ポイントとリードを許した欧州チームだが、最後のマッチは欧州チームに勢いをもたらしそうだ。
◆タイガー・ウッズ、7度目の出場にして初の休息
スティーブ・ストリッカーと組んだ初日のフォアサム、フォアボールと2敗を喫しノーポイントに終わったウッズが、2日目の午前のフォアサムマッチに出場しないことになった。今大会を含めライダーカップ7度目の出場となるウッズだが、セッションを欠場するのは初。「誰にもこのコースで5試合を戦わせたくないんだ」とキャプテンのデービス・ラブは説明する。
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ウッズがライダーカップ初日に0.5ポイントも獲れたなったのは初めてのこと。午前のフォアサムでは1番であわやOBのティショット、7番ではギャラリーに当てるなど乱れたが、午後のフォアボールで調子を取り戻した。「午後はショットの調子も良くなって、戦える状態だった。でも、一人の若者にすべてを持って行かれた。ニコラスのパッティングは、見たことがないほどすごかった」。
◆バッバ&ウェブが爆発!14ホールで10アンダー
午後のフォアボールからの出場となったバッバ・ワトソンとウェブ・シンプソン。前半の9ホールを「29」で回り6アップ。後半、11番でポール・ローリー&ピーター・ハンソンの欧州チームに1ポイントを返されるも、そのまま逃げ切って5&4と圧勝で米国チームに勢いをつけた。「どんなパットも決めてくれそうなパートナーがいれば、リラックスして攻めていける」とバッバ。「なにも難しいことはせずに、ただゴルフを楽しんだんだ」。