2026年 フェデックスセントジュード選手権

5連続バーディ締めの集中力 松山英樹が猛暑のメンフィスで見せた

2026年 フェデックスセントジュード選手権 初日 松山英樹
歴代覇者の松山英樹が好スタートを決めた

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 初日(13日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7288yd(パー70)

会場のテネシー州メンフィスが最高気温37℃に達する猛暑の中でも、松山英樹の集中力は終盤にかけて増していくようだった。

最終18番、5Wでフェアウェイを捉えた後の2打目。カップをかすめるショットにギャラリーが沸いた。下りの1mを慎重に沈め、これでバックナインは6バーディ。7バーディ、3ボギーの「66」をマークし、トップと1打差の6位と好発進を決めた。

2026年 フェデックスセントジュード選手権 初日 松山英樹
序盤は苦しむ場面も

前半は苦しかった。2番は3Wでのティショットを左ラフに入れ、第2打がグリーン手前エッジにショートしてボギーが先行。4番(パー3)では第1打をグリーン左の斜面に打ち込み、1.5mのパーパットがカップをかすめた。それでも、感触そのものは悪くなかったという。「なんで悪いか分からないような感じでスタートしたので。結果が悪いというだけで、うまくかみ合わせない感じだった」。2024年大会覇者の頭の中は、いたって冷静だった。

2026年 フェデックスセントジュード選手権 初日 松山英樹
それでも冷静

ここ、というきっかけがあった訳でない。ラウンドを進めながら少しずつ感覚を合わせ、それがかみ合い始めたのが、2オーバーで迎えた12番だった。フェアウェイからのセカンドをピンそば90cmにつけてバーディ。パー5の16番こそ、ロングアイアンでの第2打をピン奥2.5mにつけながら、カップ左をかすめて悔しがる“イーグル逃し”だったものの、アイアンショットを次々とピンに絡めて14番から5連続バーディで締めくくった。ハーフ6バーディは、プレーオフの末に2位となった2月の「WMフェニックスオープン」第2ラウンドでの6連続バーディに続く今季2度目となった。

2026年 フェデックスセントジュード選手権 初日 松山英樹
猛暑のメンフィスでも涼し気

2014年のツアー本格参戦以降、13年連続出場となったプレーオフシリーズ。7月のメジャー「全英オープン」から5連戦を組み、年間ポイントランキング(フェデックス・カップ)を20位まで上げて乗り込んできた。その疲労を感じさせない、力強い滑り出しになった。第2ラウンドは、最高気温に達するとみられる正午近くのスタートとなる。ブルーと白の爽やかなウェアに身を包んだ34歳は、「来週はもっと暑いらしいので、良い準備運動になるんじゃないかな」と涼しげに言った。(テネシー州メンフィス/中村文香)

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