フラットな667yd…米ツアー最長パー5登場 松山英樹は10年前を知る10人のひとり
◇米国男子◇キャデラック選手権 事前情報(29日)◇トランプナショナルドラール ブルーモンスター(フロリダ州)◇7739yd(パー72)
18ホールの総距離7739ydは、7765ydだった2月「ファーマーズインシュランスオープン」の会場トリーパインズGCサウスコースに次ぐ今季のPGAツアーで2番目の長さを誇る。ドナルド・トランプ米大統領の所有コースで10年ぶりに行われる新規大会は、「WGCキャデラック選手権」時代よりも141ydも伸びた。
中でも12番(パー5)は2016年から66yd長くなり、実に667yd。かつて「WGCブリヂストン招待」が開催されたオハイオ州のファイヤーストーンGCの16番(パー5)と並び、メジャーを除くツアー競技で最長となった。
同ホールが打ち下ろしだった一方で、今大会はフラットなストレートホール。敷地の東側を北に向かって真っすぐ伸び、両サイドの複数のバンカーがショットの落としどころを限定する。10年前にパー5で最も難しかった、左ドッグレッグの10番をしのぐかもしれない。バミューダ芝のラフは最長で3インチ(7.62cm)に設定されるとはいえ、長いクラブでのショットの精度が試される。
当地でも勝利を重ねたのがタイガー・ウッズで、2005、06年「フォード選手権」、07年「WGC CA選手権」で3連勝を飾った。さらに13年WGCキャデラック選手権を制して通算4勝。13年に通算19アンダーで、09年のフィル・ミケルソンと並ぶ72ホールの最少ストローク記録を樹立した。
新設されたティイングエリアも多く、松山英樹はイン9ホールを回った開幕前日のプロアマ戦でもコースメモとにらめっこ。「こんなところに池、あったかな…?」と記憶とすり合わせながら最終調整を施した。
今年の出場72人のうち、10年前を知るのは10人だけ。16年に優勝したアダム・スコット(オーストラリア)、コース改修前の12年大会を制したジャスティン・ローズ(イングランド)のほか、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ジャスティン・トーマスらスター選手が並ぶ。松山もそのひとり。WGC時代に3度出場し、15年の23位が最高位。16年3日目の「68」がベストスコアだった。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)