「Qスクール」の最終日を終えた時点で、上位30位タイまでの選手に与えられる来季PGAツアーの出場資格。169人が6日間に渡って戦いを繰り広げてきた「Qスクール」も、ついに最終日を迎えた。1番と2番を連続バーディとし、幸先の良いスタートを切ったのはD.J.トラハン。トラハンはこの日フロント9で5バーディと勢いに乗り、15番と16番でも連続バーディを奪うなど10アンダーでホールアウト。トラハンは11位タイとなり来季のシード権を獲得した。

6アンダーで最終18番パー4を迎えたのはルーカス・グローバー。来季のシード権獲得のためにバーディを余儀なくされたグローバーは2打目をピン側にぴたりと寄せるアプローチショットを披露。そして、渾身のバーディを奪い7アンダーでフィニッシュ。執念でツアーカードを獲得した。最終日を19アンダーの単独首位でスタートしたブライアン・デービスは出だし4番と5番で連続バーディを奪ったものの、上がり3ホールで連続ボギーを叩いてしまい17アンダーでホールアウト。デービスは最終日にスコアを2つ落としたが、2位のロブ・ラッシェルに1打差をつけ、逃げ切りのトップ通過を遂げた。

◇最終日の結果
優勝(-17・74):ブライアン・デービス
2位(-16・69):ロブ・ラシェル
3位(-13・68):ダニー・ブルックス
4位タイ(-12):ポール・クラックストン(67)、ショーン・オヘアー(68)、ビル・グラッソン(71)、グレッグ・オーウェン(73)、ジョン・エリオット(73)
◇注目の選手
11位タイ(-10・67):D.J.トラハン
13位タイ(-9):D.J.ブリッグマン(66)、ジェイソン・オーレッド(69)、フィリップ・プライス(71)、ディーン・ウィルソン(72)
21位タイ(-8):谷原秀人(68)、デビッド・オハーン(77)
26位タイ(-7):ルーカス・グローバー(71)
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36位タイ(-6・69):ボブ・バーンズ
43位タイ(-5・69):ポール・スタンコウスキー
109位タイ(+3・70):マット・クーチャー