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ミケルソン「59」の大逆転V/「グランドスラム・オブ・ゴルフ」2日目

ハワイのカウアイ島で2004年のメジャー・チャンピオンたち4名による「グランドスラム・オブ・ゴルフ」最終日の18ホールがスタートした。初日を終えた時点で、レティーフ・グーセンが7アンダーで首位をキープ。2日間に渡って行なわれた36ホールのストロークプレーで、果たしてグーセンは逃げ切ることができたのだろうか?

この日、圧倒的にスコアを伸ばしたのは今年のマスターズ・チャンピオン、フィル・ミケルソン。首位に4打差遅れでスタートしたミケルソンはまずは3番パー3でバーディを決め2連続バーディとし、この時点で首位との差を3打差に縮める。ミケルソンは5番でボールをラフに入れてしまうものの、見事なアプローチでグリーンをとらえ、このホールでもバーディ。首位のグーセンに2打差へと詰め寄る。

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ミケルソンは続く6番パー5の2打目でグリーンをとらえ、イーグルチャンスを迎える。長い距離のパットを落ち着いて決め、このホールでイーグルを奪い、ついに首位のグーセンをとらえる。勢いに乗るミケルソンは続く7番パー3ではピン側に寄せ楽々バーディ。9番パー4ではラフからグリーンを一気に狙い、このホールでもバーディを決める。ミケルソンは

続く10番と11番をパーとするものの、12番であわやイーグルというショットを放ち、このホールでこの日7つ目となるバーディを記録。ミケルソンは続く13番でも長い距離のバーディパットを沈め、14アンダーにスコアを伸ばす。16番でバーディを奪ったミケルソンは残すところあと2ホール。

この時点でミケルソンは競技ゴルフにおけるロースコア記録「59」を狙える可能性が出てきた。そして、最終18番パー5でイーグルチャンスを迎えたミケルソン。「58」のチャンスがかかったイーグルパットはカップ左にわずかに外れてしまったものの、最後はタップイン・バーディとし、通算17アンダーで勝利を収めた。

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