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“皆勤賞”は歴代覇者・松山英樹ら3人/ZOZO日本勢一覧

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(19日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

アジアで開催される唯一のPGAツアー、日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」が19日(木)に開幕。2019年に始まった第5回大会(20年はコロナ禍で米国開催)は、2022―23年シーズンのフェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)のひとつとして実施。2021年大会覇者の松山英樹をはじめ14人が出場する日本勢の顔ぶれを紹介する。

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松山英樹(31) 5年連続5回目

2019/2位、20/28位、21/優勝、22/40位
頂点に立った21年大会最終日の劇的なイーグルフィニッシュは大会史に残る名シーン。2022-23年シーズンは3月「ザ・プレーヤーズ選手権」5位がベストフィニッシュだった。8月「BMW選手権」以来2カ月ぶりの実戦で、母国の期待を背負って大会2勝目を狙う。

小平智(34) 5年連続5回目

2019/37位、20/35位、21/57位、22/16位
PGAツアー6シーズン目はここまでフェデックスカップポイントランク183位にとどまり、秋季シリーズでランク125位までの大逆転フルシードがかかる。今季フェアウェイキープ率69.87%でツアー2位となっており、ドライバー巧者ぶりは米国でも数字が証明。

金谷拓実(25) 4年連続4回目

2020/41位、21/7位、22/57位
6月「日本ツアー選手権」を制して切符を獲得し、国内ツアー賞金ランク1位。2月のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ オマーン」で海外ツアー初タイトルもつかんだ。21年大会7位は、過去4度の大会で松山を除いて唯一の日本勢トップ10入り。

中島啓太(23) 3年連続3回目

2021/28位(アマ)、22/12位
6月「ASO飯塚チャレンジド」のプロ初優勝を含めて2勝を挙げ、国内賞金ランク2位。飛距離と安定性を示すトータルドライビング1位のショットから、こちらもツアー1位のバーディ率「4.8」をマーク。今大会に出場するコリン・モリカワと担当エージェントが同じ。

蝉川泰果(22) 初出場

昨年「日本オープン」での大会95年ぶりアマチュア優勝を含めて史上初のアマでツアー2勝をマーク。4月「関西オープン」でプロ初タイトルをつかみ、ルーキーながら賞金ランク4位。スタッツ9部門をポイント換算した順位、トータルポイントランクで1位に立つ。

永野竜太郎(35) 2年ぶり2回目

2021/39位
今大会の日本勢最年長にして国内ツアー平均飛距離3位(312.75yd)につける飛ばし屋。初出場の6月「全米オープン」で20位に入る健闘を見せた。11月末にカリフォルニア州で行われるPGAツアー、下部コーンフェリーツアーの出場権をかけた2次予選会に出場予定。

平田憲聖(22) 初出場

大学生プロとして臨んだ22年シーズンに初シードを獲得すると、今年5月「ミズノオープン」のプレーオフで同学年の中島を破って初優勝。7月「日本プロ」で大会最年少V(22歳246日)を飾った。粘り強いスコアメークでパーキープ率87.337%はツアー9位。

石川遼(32) 3年ぶり3回目

2019/51位、20/63位
大会切符をかけた最終戦「日本オープン」で今季最高2位に入り、フィールドに滑り込んだ。日本開催では初日7位を生かせず下位でフィニッシュした2019年以来の出場。今季パーオン率6位(70.37%)のアイアンショットに加え、持ち味のショートゲームも健在。

稲森佑貴(29) 2年ぶり2回目

2021/35位
2週前の「ACNチャンピオンシップ」優勝。7季連続1位のフェアウェイキープ率は今年もトップ(79.98%)を走る。21年「WGCワークデイ選手権」で世界屈指の飛距離を誇るブライソン・デシャンボーとの同組も経験。ちょっとやそっとのパワーには圧倒されない。

今平周吾(31) 5年連続5回目

2019/59位、20/66位、21/18位、22/78位
4月の開幕戦「東建ホームメイトカップ」を制して6シーズン連続優勝を継続中。賞金ランクで最後の1枚をつかんだZOZOは、日本ツアーからただ一人の“皆勤賞”でもある。18、19年と2年連続で賞金王に輝いたショットメーカーで、グリーン周りのスキルも光る。

久常涼(21) 3年連続3回目

2021/52位、22/12位
9月「カズーオープンdeフランス」で日本勢3人目の欧州ツアー優勝。前年は中島と並ぶ日本勢最上位の12位だったが、ボギーフィニッシュでトップ10入りを逃して悔し涙を流した。愛称「ツネ」は石川遼との“リョウ”かぶりを気にして2年前の初出場時に自ら提案。

岩崎亜久竜(25) 2年連続2回目

2022/67位
今季参戦した欧州ツアーでの苦しみを乗り越え、直前の「日本オープン」で涙の初優勝。松山と同じ黒宮幹仁コーチに師事。「亜久竜(あぐり)」のファーストネームには、両親の海外赴任中に生まれた姉・安珠(あんじぇ)さんに続き、「海外で通用する名前を」との思いが。

堀川未来夢(30) 2年連続4回目

2019/72位、20/66位、22/16位
前週「日本オープン」で今季最高の3位に入った。パターイップスとも付き合いながら通算4勝のうち2勝が日本タイトル。趣味が高じて資格まで取得したサウナ知識はツアー仲間から“マイスター”と呼ばれる。登録者31.6万人のYouTubeチャンネルも人気。

大西魁斗(25) 2年連続2回目

2022/76位
大会のタイトルスポンサーZOZOと所属契約を結ぶホストプロ。今季は米下部コーンフェリーツアーでタフな転戦を経験。9月「フォーティネット選手権」で初優勝し、今週来日したサヒス・ティーガラはジュニア時代からの友人でメッセージのやり取りもする仲。

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