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2023年 マスターズ
期間:04/06〜04/09 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

“アドバイス”の違反疑惑も再度否定 ケプカがメジャー5勝目へ

◇メジャー第1戦◇マスターズ 2日目(7日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7545yd(パー72)

通算12アンダーの単独首位に浮上したブルックス・ケプカと、同伴競技者のゲーリー・ウッドランドが、前日のペナルティ疑惑を改めて否定した。

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初日の15番(パー5)、ケプカが5Iでグリーンを狙った2打目の直後、キャディのリッキー・エリオットが、ウッドランドのキャディに向けて「ファイブ、ファイブ(5)」と口にするようなシーンが問題になった。ゴルフ規則(10.2a)ではクラブ選択などの際、プレーヤーが自身のキャディ以外からアドバイスを求めたり、与えたりすることを禁止している。

ケプカは第1ラウンドの後に大会から聴取を受け、アドバイスを否定。オーガスタナショナルGCは「関係者全員がアドバイスを与えることも、リクエストもなかったと強く主張した。ルール違反はなかったと委員会は決定しました」と声明を出していた。

騒動に動じることなくケプカは2日目に1イーグル3バーディの「65」をマーク。悪天候に見舞われた午後の順延前にプレーも完了させた。ホールアウト後は前日の委員会とのやり取りについてさらに明かし、左手のグローブを外す際に指5本が伸びていたことから、5Iを使ったことを示唆したと疑われる可能性があったという。「こぶしを握ったままグローブを外すべきということかは分からないが…」と苦笑いした。

また、ウッドランドも「僕もキャディも何も聞こえなかった。誰かからアドバンテージを得ようとは思わない」と疑惑を否定。その場面でケプカが5Iを握っていたことを知っていたら、別のクラブを使っていたと証言した。2019年までにメジャーで4勝をマークしたケプカにとって、ウッドランドは3連覇を狙った同年「全米オープン」で敗れた相手でもある。「僕たちは互いを打ち負かそうとしている。(疑われたのは)不運な状況だった」(ウッドランド)と振り返った。

<ゴルフ規則>10.2a
ラウンド中、プレーヤーは次のことをしてはならない:
・競技に参加していてコースでプレーしている人にアドバイスを与えること。
・プレーヤーのキャディ以外の人にアドバイスを求めること。
・もし他のプレーヤーに与えたり、求めたりするとアドバイスとなる情報を知ろうとしてその他のプレーヤーの用具に触れること(例えば、どのクラブを使用しているのかを知るために他のプレーヤーのクラブやバッグに触れる)。このことはラウンドの前、規則5.7aに基づくプレーの中断中、競技の複数のラウンド間には適用しない。
規則10.2aの違反の罰:一般の罰(ストロークプレーでは2打の罰)

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