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「全英オープン」前哨戦で松山英樹は昨年8月以来の予選落ち

◇欧米共催◇ジェネシス・スコットランドオープン 2日目(8日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)

海外メジャー「全英オープン」を翌週に控える中、松山英樹は4バーディ、4ボギー2ダブルボギーの「74」で終えて通算7オーバー109位で予選落ちを喫した。昨年8月「ウィンダム選手権」以来の結果に顔をしかめて悔しさをにじませた。

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長袖を着てアウトコースから臨んだ大会2日目は、パー5の出だし10番からつまずいた。1Wショットで入れた右ラフからの2打目はグリーンに乗らず、手前からアプローチをして2パットのボギー。続く11番では3打目でピン右横奥のフリンジからパターで乗せるも3mほど残ったパーパットが決まらず、さらに数十㎝だった返しのボギーパットも決まらず、“4パット”のダブルボギーを喫した。

それでも13番では左フェアウェイからのセカンドショットをカップそばにつけてバーディとし、15番、16番でも連続バーディを獲ってスコアを戻して折り返していた。

再び大きく崩れだしたのは後半に入ってから。2番のティショットで左側のフェアウェイバンカーに入れ、4オン2パットのダブルボギーを喫すと3番(パー5)でもボギーと失速した。6番(パー3)ではグリーン手前のバンカーから右足を深く折り曲げて打つような体勢でのショットとなり、1打で出ずにボギーとした。

終盤8番でもスコアを落として低迷した松山はアテスト後に一度クラブハウスに戻ると、何も語ることなくすぐに練習場へと直行。1時間半ほどショット練習などに明け暮れて会場をあとにした。(スコットランド・ノースバーウィック/石井操)

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