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147ヤードが7アイアンで大ショート 松山英樹は午後の風に翻弄

◇欧米共催◇ジェネシス・スコットランドオープン 初日(7日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)

午前組の選手がスコアを伸ばしていく中、午後1時25分にアウトから出た松山英樹は1バーディ、4ボギーの「73」で回って3オーバー89位と出遅れのスタートとなった。

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前半は4番で1Wショットが左バンカーに入って2打目が“出すだけ”となり、ボギーを先行。5番ですかさずに残り78ydのセカンドショットを、ロフト52度のウェッジでピン奥数十cmに寄せてバウンスバックに成功したが、再びティショットがバンカーに入った8番でスコアを落とした。

黒い長袖の上着に身を包んだ後半は、徐々に強まっていった風に耐え、食らいつくのに必死だった。14番(パー3)の第1打は147ydの距離で7Iを握ったが、アゲンストの風を受けて勢いが衰え、2打目に手前から20yd以上残してボギー。1Wショットを左ラフに入れた15番は2オンさせたが、向かい風が強いピン奥からのパッティングは2mショートして3パットの連続ボギーを喫した。

パー5の16番では2打目で“直ドラ”ショットを披露したが、落としたスコアを戻せないままホールアウト。最終盤ではスイング軌道を確認する素振りを繰り返し、フラストレーションが溜まる一日となった。

プレーを終えた後は颯爽(さっそう)と車に乗り込み、会場を去っていった。トップ10発進した14人のうち、午後組として出た選手は4アンダーをマークしたカート・キタヤマのみ。残りの選手は午前中にスタートして好発進を切っていた。予選通過は午前8時15分(日本時間午後4時15分)スタートとなる2日目に巻き返しを図れるかにかかっている。(スコットランド・ノースバーウィック/石井操)

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