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PGAツアーが新リーグ出場許可申請却下 ノーマン大反論

PGAツアーは10日、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)が推進する新リーグ「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」でのプレーを希望した選手らの出場許可申請を却下したことを公式サイトで明らかにした。これを受け、ノーマンは同日、「ツアーの行為は、反ゴルファー、反ファン、反競争的である」と非難する声明を出した。

ノーマンを中心に始動した新リーグは、6月9日に英国ロンドンのセンチュリオンGCで開幕する初戦を皮切りにスタートする。同週にPGAツアーは「RBCカナディアン・オープン」(カナダ/セントジョージズG&CC)が組み込まれているため、ツアーメンバーが新リーグの試合に出場したい場合は規定に従って出場許可を申請する義務があった。

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PGAツアーのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼プレジデントのタイラー・デニス氏は「ツアートーナメント規則に従って申請を却下したことを通知した」とし、「会員組織として、この決定はツアーと選手の最善であることを信じています」とコメントした。

この決定を受けてノーマンは同日、声明を発表。「残念なことに、PGAツアーはプロゴルファーがゴルフをプレーする権利を否定しようとしているようだ。自由な市場であるべきはずなのに、違法に独占することに熱心である」と反論。さらに「しかし、PGAツアーからの障害があろうと私たちはゴルフという偉大なゲームを世界的に促進するための選択肢をプレーヤーに提供し続ける」と、闘う姿勢を示した。

新リーグの試合日程が発表された際、PGAツアーのコミッショナーのジェイ・モナハン氏はPGAツアーメンバーの資格を失うことを明言。ダスティン・ジョンソンブライソン・デシャンボージョン・ラーム(スペイン)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)らが“残留”の意向を示した一方で、フィル・ミケルソンセルヒオ・ガルシア(スペイン)、リー・ウェストウッド(イングランド)らが新リーグへの参戦を検討していることが報じられた。

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