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2022年 ウェルズファーゴ選手権
期間:05/05〜05/08 場所:TPCポトマック(メリーランド州)

ガルシア「早くこのツアーから離れたい」 競技委員の裁定に立腹

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 初日(5日)◇TPCポトマック(メリーランド州)◇7160yd(パー70)

「早くこのツアーから離れたい」。ツアー通算11勝のセルヒオ・ガルシア(スペイン)がプレー中、そう言い放った。

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ボールの捜索時間を巡る競技委員の裁定に立腹して飛び出した発言は、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)が推進する新リーグへの参戦と絡めて憶測を呼んだが、ガルシアはホールアウト後の取材を拒否した。一方、PGAツアーが大会初日の終了後、発端となった競技委員の裁定は誤りだったとの声明を出すオチまでついた。

ガルシアは折り返し後の10番(パー5)でティショットを左に曲げ、ボールはコース内の小川を越えてペナルティーエリアの湿地に飛び込んだ。最終的にボールは見つかったが、競技委員は捜索時間がルールで認められた3分間を超過していたと判断し、ペナルティーエリア内での紛失球として1罰打で救済を受けるよう命じた。

ガルシアは捜索の計測開始のタイミングが早すぎると反論したが、裁定は覆らなかった。怒りは収まらず、プレー中に「早くこのツアーを離れたい」「もう(競技委員に)関わらなくて良くなるまであと2週間だ」などと発言するのがテレビ中継用のマイクに拾われた。

英メディアは4月、ガルシアが6月に始まる新リーグ「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」への参戦を検討していると報じている。

PGAツアーはその後「ガルシアがペナルティーエリアに入ったとき、競技委員は捜索が始まったように見えたので計測を開始した。しかし、小川の反対側に渡ろうとして費やした時間は捜索時間に当たらないので、計測の開始を遅らせるべきだった」(シニアトーナメントディレクターのスティーブ・リントール氏)との声明を発表した。

ガルシアはラウンド後にこの説明を知らされたが、規則によりスコアは修正されなかった。

【ゴルフ規則18.2a】球が紛失となる場合(抜粋)
プレーヤー、またはそのキャディが球を捜し始めてから3分以内に見つけることができなければ、紛失となる。

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