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2022年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:03/10〜03/13 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)

史上初めて世界トップ5を20代が独占 モリカワ、シェフラーにみなぎる自信

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前(9日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7256yd(パー72)

前週「アーノルド・パーマー招待」を制した25歳のスコッティ・シェフラーが自己最高の世界ランキング5位まで上がったことにより、1位ジョン・ラーム(スペイン、27歳)、2位コリン・モリカワ(25歳)、3位ビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳)、4位パトリック・カントレー(29歳)と20代がトップ5を独占することとなった。これは世界ランクがスタートした1986年以来初めてのことでもあった。

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すでにメジャー2勝をマークしているモリカワは若手の台頭について聞かれ、2019年「トラベラーズ選手権」の記憶をたどる。プロになったばかりのモリカワ、ホブラン、マシュー・ウルフジャスティン・サー期待の若手が並んで座り、会見に臨んだ日のことだ。

「あの会見のときに言ったことと同じことをもう一度言うつもりだ。PGAツアーに出るだけでも、世界のトップ100や50に入るだけでもない。ナンバーワンになれると自分を信じることが一番大切なんだ。1年目からここに来られるという確信があったのだと思う。13歳や14歳のときに聞かれても同じことを答えるよ」

若くして、最高峰の舞台でも自信満々に戦える理由。前週に超ハードセッティングのベイヒルを制したシェフラーは「大学のトーナメントでベイヒルの次に硬いグリーンのコースでプレーしたことがある。難しいコースでプレーして(PGAツアーで戦う)準備をしていく。僕もそうだった」と大学ゴルフ界の充実をポイントに挙げる。

テキサス州で育ったシェフラーにとって、最高のお手本がいたことも大きいという。テキサス大の先輩でもあるジョーダン・スピースは19歳でPGAツアー優勝を飾り、スター街道を駆け上がった。「ジョーダンは、僕のようなテキサス出身の選手たちに、若くてもここ(PGAツアー)で良いプレーができるということを確信をもって示してくれた。30歳になるまで、経験を積むのを待つ必要はないんだ」

今季行われた19試合のうち、優勝者が20代だったのは11試合。ラーム以外の4人全員が世界ランクトップ浮上の可能性を持って迎える一戦。実力、勢いともに十分の若き猛者たちが頂点を争う。(フロリダ州ポンテペドラビーチ/亀山泰宏)

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