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不仲の2人の直接対決は「楽しみ」 ケプカもデシャンボーを認めている

◇米国男子◇シュライナーズチルドレンズオープン 事前情報(6日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)

ブルックス・ケプカが6日、不仲で注目されているブライソン・デシャンボーとのエキシビションマッチの開催について「僕らはとても興奮している。感謝祭の翌日には見られるよ」と前向きな姿勢を見せた。2021―22年シーズンの自身初戦となる「シュライナーズチルドレンズオープン」前の公式会見で語った。

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直接対決については米メディアが5日に報道。2018年にタイガー・ウッズフィル・ミケルソンによる「ザ・マッチ」の第5弾として、11月26日にネバダ州ラスベガスのウィンGCを舞台に12ホールで争われる。ケプカは企画立案の経緯については「分からないね。ブライソンに聞いて」と煙に巻いた。

デシャンボーのかつてのスロープレーを発端に、SNSや試合会場でファンを巻き込む騒動に発展していたバトル。2週前の欧米選抜の対抗戦「ライダーカップ」では対象後の会見の最後に、ジャスティン・トーマスの声で2人がハグをする場面が話題になった。

“和解”について決定的なコメントは残していないものの、ケプカはこの日、デシャンボーについて言及。コロナ禍でのシーズン中断を経て、他選手を圧倒する飛距離を手に入れたライバルについて「すごいインパクトだ。他の選手が6Iで打つところでウェッジを持つ選手を打ち負かすのは難しい。当然有利になるし、それこそが彼がやってのけたことだ」と話した。

故障を抱えてきた自身が「ケガがなければ同じことに挑戦したか?」と聞かれると、「ノー」と回答。「僕は31歳だけど、20年にわたって一貫したプレーをしてきた。できないことにはトライしない」

その反面、驚きの方法でロングドライブを正真正銘の武器にしたデシャンボーを「肉体を変え、スイングを変え、それていてここで戦い続けていることがなにせ印象的だ」とツアーでのパフォーマンスを称賛。「家でちょっとやってみたことを、実際のトーナメントに持ち込むことは(普通は)できない。それを彼はやった。ドラコンでも戦えた。誰も彼があそこまで飛ばせるなんて思っていなかったが、実際にやったんだ」と、ひとりのゴルファーとして大いに認めていた。(ネバダ州ラスベガス/桂川洋一)

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