「全英オープン」3日目リーダーボード
2021年 全英オープン
期間:07/15〜07/18 場所:ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)
一時は首位に並び…無言のスピースが逆転へ秘めた闘志
◇メジャー第6戦◇全英オープン 3日目(17日)◇ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)◇7189yd(パー70)
ジョーダン・スピースはスコア提出を終えると、取材対応をスルーしてコーチのキャメロン・マコーミック氏が待つパッティンググリーンへ直行した。首位と3打差3位。逆転でのメジャー4勝目がかかる最終日へ、1分1秒が惜しかった。
<< 下に続く >>
3打差から出たムービングデーは10ホール目までに5バーディと爆発力を発揮。しかし、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と並走する形となったバックナインでグリーン上にほころびが出た。
14番(パー5)は2打目がグリーン手前でストップ。カラーからパターで上の段に届かせられず、バーディを逃した。17番は1Wショットでグリーン近くまで運んだのが災いして、アプローチにスピンを利かせられなかった。フロントエッジからパターで3打を要すると、最終18番も3パット。上がり2連続ボギーでフラストレーションをため込んだ。
それでも「65」「67」「69」と3日連続の60台。メジャーに限れば、2017年にロイヤルバークデールGCで勝った全英に続いて自身2度目のことだ。初日のインタビューではショットの攻略に関して、そのバークデールとも通ずる部分を感じ取っていたロイヤルセントジョージズGC。2度目のクラレットジャグをつかみに行く。(イングランド・サンドウィッチ/亀山泰宏)
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!