大会ホストのウッズ不在もLAで豪華フィールド 松山英樹も出場
2021年 ジェネシス招待
期間:02/18〜02/21 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
あと6勝…アダム・スコットが狙うは永久シード
◇米国男子◇ジェネシス招待 事前情報(17日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
アダム・スコット(オーストラリア)はちょうど1年前にツアー通算14勝目をマークした。大会では2勝目だったが、初優勝時の2005年は悪天候で36ホールに短縮され非公式扱いとなったため、その14タイトルには数えられていない。ロリー・マキロイ(北アイルランド)らとの最終日の争いを制した前年の勝利は今度こそ正真正銘のツアー優勝だった。
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昨年7月に40歳になったスコットはいま、「頭には20という数字だけがある」と言う。永久シード(ライフタイムメンバー)獲得となる資格のひとつで、「PGAツアーで戦う上でのマイルストーン(節目)だと思う」と目標を口にした。
ライフタイムメンバーになるためには15シーズンを戦うことも条件で、スコットはこちらはすでにクリア(ダスティン・ジョンソンは通算24勝を挙げながら、今季が14シーズン目)。また、20勝は少年時代に憧れた大先輩グレッグ・ノーマンにも並ぶことになる。
「もう年だから、ライフタイムメンバーシップを早く取りたい。まだ何勝もしなくちゃいけないことは確かだけど、早い時期に達成したいという意識もある」とスコット。「キャリアで本当に達成したいものは、とにかく早く成し遂げないと。ここで勝つのは簡単じゃないし、僕が良い状態にあっても、時が過ぎるのは自分にとって不利に働く」。時間との戦いにもなることも理解している。
これから数年の間に、一気にピークを持っていきたい考え。「ブルックス・ケプカやダスティンのように5年、6年と継続的に勝つ選手を何人も見てきたが、ジェイソン・デイは18カ月の間に9勝した」とキャリアはベテランの域でも意欲は尽きない。