トーマスが不適切発言を謝罪 ツアーから罰金の可能性も
ラルフローレンが不適切発言のトーマスと契約解除
ラルフローレン社は15日、世界ランキング3位ジャスティン・トーマスとのスポンサー契約を解除することを明らかにした。
トーマスは前週「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」3日目の4番でパーパットをミスした後、タップインでボギーパットを沈めながら同性愛嫌悪を示す言葉を口にした。これがテレビ中継のマイクに拾われ、ラウンドを終えてすぐに謝罪する事態となった。
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同社は「トーマス氏の最近の発言は、すべての人の尊厳を重んじる私たちの価値観と矛盾するものであり、落胆しています。トーマス氏は謝罪し、その発言の誤りを認識していますが、トーマス氏は当社ブランドの有償アンバサダーであり、彼の行動は当社が支持するように努力している包括的な文化と相反するものです」とコメント。その上で「すべてのステークホルダーに対する責任を鑑み、現時点でトーマス氏のスポンサーシップを中止することを決定しました」と表明した。
「トーマス氏には、この事態を真摯に検証し、学び、成長し、再び私たちとパートナーシップを組むために必要な努力をしていただきたいと願っています」と将来的な“復帰”にも含みを持たせた。
トーマスは2013年のプロ転向から同社のウェアを着用。17年「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初優勝を飾るなどPGAツアー通算13勝を挙げている。
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