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「すげえ! 次元が違う」 松山英樹もデシャンボーに驚嘆

PGAツアーで戦う松山英樹が16日、用具使用契約を結ぶ住友ゴム工業のトークセッション「松山英樹×SRIXON LIVE SESSION」に出席した。11月のメジャー「マスターズ」で年内最後の試合を終えて一時帰国中。今年、飛距離でツアーを席巻したブライソン・デシャンボー、国内ツアーで台頭する金谷拓実ら若手の活躍について語った。

新型コロナウイルス感染拡大による中断を経て、6月の再開後の話題を先行したデシャンボー。肉体改造から他を圧倒する飛距離を備えつけ、秋開幕の2020-21年シーズンでは337.8ydを記録してドライビングディスタンス部門でトップを走る。

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松山は7月の「ロケットモーゲージ・クラシック」の予選ラウンドで同組に入り、「もう、すげえ!と思って」と驚がくした。「地面が硬く、僕が330ydくらい飛ばした時にキャリーで置いて行かれた。すげえなあ…と」

「人と次元が違うところにいったアドバンテージを活かしている。グリーン上のスタッツもめちゃくちゃ良くて、さらにアドバンテージをとっている。それは勝つよね、と。(差を)どう詰めていくか。精度も、少しでも遠くにというところも求めていかないといけない」。デシャンボーは9月の「全米オープン」でメジャー初制覇。松山も「飛距離を埋める技術、ボールのスピンを抑えて飛ばすとか、風に合わせてローボールを打つ…そういうものができれば」と対抗策を練るのに必死だ。

この秋は米国から後輩の好成績にも目が向いた。母校の東北福祉大4年、金谷拓実が10月のプロ転向から、国内3試合目の11月「ダンロップフェニックス」で優勝。「さすがやなと思った。プロになってトップ10をキープして、チャンスをしっかりものにした」

日本勢ではかつての自身に次いで金谷が、そして今年11月に中島啓太が男子世界アマチュアランキングで1位になった。新世代の台頭に松山は「勢いがあるんだなと。金谷という存在がすごく大きいのではと思う。近い存在が優勝して、自分もトーナメントで上位に行けると、自信がどんどん出て試合に繋がってくる」と目を見張る。「日本には日本の良さ、海外は海外の良さがある。しんどいこともあるけれど、自分のプランを持ってやってもらえれば」とエールを送った。

自身は2019―20年シーズンに7年連続で最終戦「ツアー選手権」出場を果たしたが、追い求めるのは17年以来の優勝。「これまで5勝したので、とりあえず6に塗り替えたい」と1月「セントリートーナメントofチャンピオンズ」(ハワイ州プランテーションコースatカパルア)で始まる新年を見据えた。

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