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「彼はまだ1勝」ケプカが首位DJを挑発? 逆転3連覇に自信

◇メジャー第1戦◇全米プロゴルフ選手権 3日目(8日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇7251yd(パー70)

ブルックス・ケプカは過去2年の「全米プロ」をいずれも最終日首位から逃げ切りで制してきた。昨年は3日目までに7打差をつけ、一時1打差まで迫ったダスティン・ジョンソンの追い上げをかわした。

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64年ぶりのメジャー3連覇がかかる最終日を前に、そのジョンソンに2打ビハインドの通算7アンダー。1年前と立場は変わり、追いかける側に回った。「自分にはまだチャンスがあると思っている」とうなずき、不敵な笑みとともに続けた。「彼(ジョンソン)はまだ1勝しかしてないからね。これからだよ」

ツアー21勝を誇るジョンソンを筆頭に、ジャスティン・ローズ(イングランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)とトップ10には自身を含めて4人のメジャータイトルホルダーが名を連ねる。しかし、メジャー1勝の3人に対し、ケプカは4勝。大舞台で積み重ねてきた実績は一線を画す。メジャーを複数回勝つ難しさを問われ、持論を語った。

「(自分への)『期待』じゃないかな。何度もメジャーで勝てるほどいいプレーをしているはずなのにと思ってしまえば、(自分に重圧がかかって)難しくなる。でも、そこで戦い続けるしかないんだ。その点、僕はうまく乗り越えてきた。リーダーボードのトップ(ジョンソン)を見ればわかるように、2つ目を勝つのは間違いなく難しくなるんだ」

ジョンソンへの挑発とも受け取れるようなコメント。同じジムのトレーニング仲間とされてきた2人だが、ケプカは7月に米ゴルフウィークのインタビューで「少なくとも去年からは一緒にやってないよ」と話し、関係が疎遠になっていることを明かしている。

この日は後半13番から3連続ボギーをたたいたが、上がり3ホールで2バーディを奪い返した。前日のラウンド中に3度トレーナーのケアを受けたお尻の状態も問題ないという。「このコースなら、いま4アンダーくらいの人までチャンスがあると思う。あすが楽しみだ。面白い決戦になるよ」。王者の自信は揺るぎない。

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