ゴルフきょうは何の日<7月19日>

トム・ワトソン
最終18番。ボールはグリーン奥にこぼれた(Ross Kinnaird/Getty Images)

2009年 トム・ワトソン メジャー最年長優勝逃す ラスト1ホール

メジャー最年長優勝は目の前にあった。スコットランドのターンベリーを舞台にした「全英オープン」最終日。当時59歳のトム・ワトソンは71ホールを終えてトップにいた。

歴代2位になる全英5勝を挙げていたワトソンは18番の第1打でフェアウェイをとらえた。1968年に48歳4カ月で「全米プロゴルフ選手権」を制したジュリアス・ボロスの記録を大幅に更新する快挙を前に観客は熱狂した。

8Iの第2打はグリーン奧にこぼれて傾斜を転がる。ボールはわずかにラフにかかった。パターを選択すると3mオーバー。パーパットはラインに乗らずカップ左に外れてボギー。静寂がため息に変わった。

トム・ワトソン
敗れたワトソン。勝者に惜しみない拍手を送った( Harry HowGetty/Images)

2アンダーで並んだスチュワート・シンクとのプレーオフは4ホールで争われ、76ホールの激闘の末に惜敗した。拍手で健闘を称えられたワトソンは自らの戦いを「Old fogey almost did it(時代遅れがほぼやり遂げた)」と形容した。

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