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「プレジデンツカップ」のキャプテンが推薦メンバーを発表!

9月27日からカナダで3日間に渡り開催される、米国と世界選抜のチーム対抗戦「プレジデンツカップ」のチームメンバ-がついに決定した。ジャック・ニクラスゲーリー・プレーヤーの両キャプテンが、今週の月曜日に指名選手を発表。アメリカ・チ-ム入りを果たした10人を見てみよう。

ジャック・二クラス率いるアメリカチームは、世界のトップスリー、タイガー・ウッズジム・フューリックフィル・ミケルソンを選抜。ワールドランキングで3人に続くアメリカチームのメンバーは、「プレジデンツカップ」のポイントランクで8位のスティーブ・ストリッカー。「全米プロゴルフ選手権」で単独2位のウッディ・オースティンは、ポイントランクで10位につけ、ルーカス・グローバーをはじき出し自力でチーム入りを果たした。そして、二クラスキャプテンが2人の指名選手を発表した。

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ジャック・二クラス
「最初の指名選手はルーカス・グローバーです。過去2年間、何度もトップテンフィニッシュを果たしたルーカスは、アメリカチームの指名選手にふさわしいと思いました。彼のチーム入りを嬉しく思います。二番目の指名選手は、ハンター・メイハンです。ハンターはこの一年間ですさまじい成長を遂げました。今年の始め、ワールドランクで200位圏外だったハンターは、「マスターズ」には出られなかったものの、続くメジャーの3試合でいずれも20位以内に入りました。過去6ヶ月でハンターより活躍した若手はいないはずです。現在絶好調のハンターのチーム入りを歓迎します。」

ルーカス・グローバー
「空港にいたときに二クラスから電話をもらいました。すごく嬉しかったですし、ジャック・二クラスのため、そして祖国のために戦えるなんてこの上ない名誉なことです。今後何週間かいいプレーをして、プレジデンツカップに備えるつもりです。今から大会が待ちきれません。」

ハンター・メイハン
「このところ好調だったので、チーム入りを意識する気持ちが高まっていましたが、それぞれの大会に集中するよう心がけていました。ルーカス・グローバーはポイントランクで長いこと10位以内にいましたが、私はずっと圏外だったので、それが気がかりだったんです。二クラスの期待に応えられるよう精一杯頑張りたいと思います。」

ハンター・メイハンは、この夏絶好調の選手。ポイントランクで14位のメイハンは、13位のブレット・ウェッタリックと12位のジョン・ロリンズを飛ばして指名されたことになる。去年惜しくもライダーカップ出場を逃しているグローバーは、過去6試合中4試合で12位以内に付けている。

アメリカチームと戦うインターナショナル・チームには、メジャーチャンピオンが6人含まれ、合わせてメジャー11勝を誇る豪華な面々。アメリカチームには、ワールドランクでトップ25につけている選手が8人、対するインターナショナル・チームは、全員が25位以内。「全米プロゴルフ選手権」で12位タイに付けたスチュワート・アップルビーが、ポイントランクで10位に浮上し、自力でチーム入りを果たした。トップテン圏外にはじき出されたアンドレス・ロメロは、ゲーリー・プレーヤー・キャプテンから、指名選手に選ばれたのだろうか?

ゲーリー・プレーヤー
「私はニック・オハーンを選びました。オハーンはこの2年間安定したプレーを続けており、ポイントランクでトップテン圏外となったのはつい最近のことです。それも僅差ではじき出されただけです。オハーンはマッチプレーを得意としており、確かタイガーを2度倒しているはずです。またチームプレーヤーとしても優秀で、「プレジデンツカップ」出場は今年が初めてではありません。経験はいつでも武器になりますから、ニックのチーム入りを心から喜んでいます。2番目の指名選手はマイク・ウィアです。マイクはポイントランクで10位以内に入れませんでしたが、マッチプレーを得意としている点、そして素晴しいファイターである点を考慮しました。マイクは必ず活躍してくれると確信しています。それにカナダで開催される「プレジデンツカップ」にマイク・ウィアが出場しないとなれば、カナダの人達にとってかなり盛り上がりに欠ける大会になってしまうはずです。」

ニック・オハーン
ゲーリー・プレーヤーが私を頼りにしてくれていることを嬉しく思います。ずっとトップテンにつけていたのに、結局はじき出されたことは残念でしたが、指名選手に選ばれてほっとしました。マッチプレーでは、過去2度タイガー・ウッズとぶつかり、ラッキーにも彼を倒すことができました。世界ナンバーワンとの一騎打ちは、誰もが望むことだと思います。」

マイク・ウィア
「今日の発表まで過去2週間は、つらく長い期間でした。過去3度出場した「プレジデンツカップ」で素晴らしい経験をしたあと、カナダが開催国となり、是が非でも出場したいと思っていましたからね。チーム入りが決まって気分的にラクになった分、「プレジデンツカップ」に向けていいゴルフができると思います。とにかくほっとしました。」

ゲーリー・プレーヤーも二クラスと同じように、ポイントランクで11位の選手を指名。ニック・オハーンは、2005年ただ一度出場した「プレジデンツカップ」で2勝3敗1引き分け。マイク・ウィアは「プレジデンツカップ」には4回連続出場となる。カナダが舞台なだけに、ウィアが選ばれたことは当然ともいえるが、もし2003年の「マスターズ」チャンピオンを指名しなかったとしたら、キャプテンのゲーリー・プレーヤーは、カナダのゴルフファンを納得させるだけの言い訳をしなければならなかっただろう。

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