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2008年シーズン最初の海外メジャー情報

■ PGAツアー「マスターズ」(4月10~13日)

「マスターズ」開催まで、あと3ヶ月を切った。今年は、アジアの選手2人が初めてマグノリア・レーンを訪れるほか、もう1人アジアのプレーヤーが2年続けて出場。オーガスタ・ナショナルは、特別招待枠を3に増やしている。

まず、インドのジーブ・ミルカ・シンは、2007年の「マスターズ」で37位タイにつけ、インド人として初めて欧州PGAツアーに参戦。2007年は、7試合で25位以内につけた。タイのプラヤド・マークセンも「マスターズ」の招待を受けた。アジアンツアーで6勝を誇るマークセンは、欧州PGAツアー、日本ゴルフツアー、そしてアジアンツアーで経験を積んでいる。そして、中国の梁文沖(W.リャン)も招待されている。梁文沖は、2007年欧州PGAツアーの「シンガポール・オープン」で優勝。中国人選手として、初めてアジアンツアーの賞金王に輝いた。

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■ LPGAツアー「クラフトナビスコチャンピオンシップ」(4月3~6日)

「マスターズ」の前の週には、LPGAツアーのメジャー、ランチョ・ミラージュのミッションヒルズが舞台となる「クラフトナビスコチャンピオンシップ」が行われる。シーズン最初のメジャーには、7人のアマチュア選手が招待されている。

マリア・ホセ・ウリベは、コロンビア出身の17歳。UCLA一年生のウリベは、2007年の全米女子アマチュアを制したことによって、自動的に招待選手となった。その全米女子アマチュアでウリベに破れ、準優勝のアマンダ・ブルメンハーストも出場。デューク大生として2度、ナショナル・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝くブルメンハーストは、デューク大学のNCAAチャンピオンシップ3年連続優勝に大きく貢献している。

そして、2007年の同大会でトップ5に入り、ベストアマチュアとなったアーカンソー大学のステーシー・ルイスは、大会オーガナイザーに出場辞退を申し入れている。それは、LPGAツアーがスポンサー推薦による出場を年間6試合に制限しているためで、6月にプロ転向予定のステーシー・ルイスは賞金を手にできるようになってからの出場を願っているからだ。

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