生涯獲得5億円の成田美寿々が下部ツアーに降格/名物ホールを支える芝職人
2021/12/07 17:00
来季のツアー出場権を懸けた最終予選会は日米それぞれでドラマがありました。日本では成田美寿々選手ら実力者の下部ツアー降格が決定。米国では渋野日向子選手が第一関門を突破しました。賞金王が決まった男子は、名物ホールを支える職人の仕事ぶりをGDO EYEにしました!
PICK UP NEWS
渋野日向子は米ツアー参戦へ1週目を突破
「ハラハラドキドキ」。初日81位と出遅れた渋野選手は巻き返しが間に合って、無事2週目に進出しました。3日目以降は攻めの姿勢を取り戻して24位まで浮上。コースが変わり、残り72ホールの争いで45位以内に入るとQT突破です!
名物18番を支えるグリーンキーパーの仕事ぶり
東京よみうりCCの18番。名物パー3を支えるグリーンキーパーが大橋さんです。大会中は未明から気温を確認し、凍結防止のシートを外すそうです。タイミングを間違えればグリーンが凍ってしまう難しい判断。積み上げた職人の経験が頼みです。
「すべてにおいて下のランク」レギュラー出場厳しく
「ルーキーになったつもりでイチからやり直す」。成田選手は下部ツアーを主戦場にする来季を見据えました。ツアー通算13勝、生涯獲得賞金も5億円を超える29歳。プライドをかなぐり捨て、這い上がりを誓いました。
LAST WEEK NEWS
国内男子:JTカップ
48歳の片山晋呉選手は4日間オーバーパーなしの14位で終え、「あと何回ここに来られるか分からないけど出来るだけ長くいけたらいいな」としみじみ語っていました。初めて「JTカップ」に出場したのは1998年です。開幕前には通販で「面白そうな」練習器具を買ったことを教えてくれました。そんな好奇心がいつまでも戦い続けられる理由なのかもしれません。(石井)
米国女子:Qスクール(1週目)
Qシリーズ1週目が開催されたアラバマ州モービルは映画「フォレストガンプ」の舞台となった都市。渋野日向子選手の応援に駆け付け、一緒に記念写真を撮るなど短い時間ながらも触れ合った在米日本人のファンの中には、別れを惜しんでなのか、涙する人もいました。まさに“一期一会”といった瞬間。渋野選手は「来週頑張って、来年アメリカでプレーしますから!」と再会を約束していました。(亀山)
米国男子:ヒーローワールドチャレンジ
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Edited by : 武田涼花
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