左手のケガを押して2ラウンドを戦った吉田優利

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン◇カントリークラブ・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州)◇6535yd（パー71）

今年の「全米女子オープン」に出場した13人の日本人選手中、初出場は7選手。残念ながら、予選落ちで幕を閉じた3選手のコメントは以下の通りだ。

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◆吉田優利 「78」「72」通算6オーバー
（5番パー5からの3連続ボギーは）フォーカスしているパー5で、喉から手が出るほどバーディが欲しかったところで、ウェッジで手前のバンカーに入れてしまうという最悪中の最悪のミスでボギー。バーディが欲しくて、前に行きたい気持ちと、自分が打ってしまった結果のギャップがすごい怒りにつながってしまって、その怒りが3ホールとれなかったです。キーホールと分かった上でのボギーだったので悔しかったです。

（左手のケガは）きのうはテーピングが結構厚くて（4重）手先の感覚がなかったので、きょうは薄め（1重）にしたけど、それなりの代償はあって、けっこう厳しい状況です。11月にプロテストも控えていて、プロになれなかったら話にもならないので、『女子アマ（選手権）』くらいまでは試合に出ることは厳しいかもしれないです

同学年の勝みなみと同組でラウンドした

◆天本遥香 「76」「77」通算11オーバー
正直、やるだけのことはやったかなという感じです。攻めるところを攻めた結果がこれなので、悔いはないです。予選会のときに良くなっていたショットの精度を出せなかったのが一番悔しい。でも、良くなってはきているので、それを毎回安定して出せるようにしたい。これを続けて、プロテスト、QTにつなげていきたい。また、新しい自分になって帰ってきて、ぜひリベンジしたいです

米国でプレーする楽しさを味わった上野菜々子

◆上野菜々子 「77」「76」通算11オーバー
ショットは良かった。言い訳になるけど、休養が足りなかったです。最後はちょっと手が痛んで…。グリーン周り、風の対応、高い球、低い球…技術が足りないと感じました。（米国のQスクール受験は？）迷っています。こっちに来るといろんな国の人と友達になれるし、コースも楽しい。でも（山口）すず夏ちゃん、（畑岡）奈紗ちゃんにもいろいろ聞いたけど、こっちだと一人で行動できないので厳しいなと。言葉の壁もあるし、移動距離もある。経済面だったり、人のサポートがないとこっちでできない。まずは日本でやって、英語は絶対に勉強したいです