野村敏京、宮里美香が15位で決勝Rへ 西山、鈴木も予選通過
2016年 全英リコー女子オープン
期間:07/28〜07/31 場所:ウォーバーンGC(イングランド)
鈴木愛は滑り込みセーフ 妹の不合格ともう一つの落胆は?
海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」で、鈴木愛が決勝ラウンドに進んだ。2バーディ、3ボギーの「72」と落とし通算1オーバーとなったが、予選カットライン上で滑り込んだ。「あと2日間はアンダーで回りたい」と週末の戦いを見据えた。
執念で決勝ラウンドの切符をつかんだ。2オーバーで迎えた17番パー3。「上がり2ホールは連続バーディをとる」と意気込んだ。7Iで放ったティショットは、左に引っかけた。グリーンの左手前には木。「あっ、やばい」。だが、木に当たったボールはグリーンに乗った。そこから7mのバーディパットをねじ込んだ。最終18番でもティショットを右の林に入れたが、2打目をグリーンに乗せてパーでしのいだ。
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運もあるが、ここ一番のピンチに動じないメンタルもある。29日に妹・花奈さんが日本のプロテストを受験。結果が気になり、朝起きてすぐに母にメールした。「そのときは1オーバーだった」と希望を残していたが、スタート前に不合格を知った。「たぶんメンタルだと思う。私がアンダーで回ってなごませてあげたいなと思った」と笑った。
午前組としてプレーを終えた後、やきもきさせる状況が続いたが、結果的に上がり2ホールでのプレーが決勝進出を導いた。「ご飯が全然おいしくない」と嘆く英国で、週末も戦う。(イングランド・ウォーバーン/林洋平)
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