日本開催の米ツアーに思惑それぞれの国内勢が挑む
2014年 ミズノクラシック
期間:11/07〜11/09 場所:近鉄賢島CC(三重)
過去2勝の上田桃子が無念の欠場 比嘉がイン
2007年、2011年と「ミズノクラシック」2勝を誇る上田桃子が、体調不良のため、大会前日に無念の欠場を決断した。
今季2勝目を飾った先週の「樋口久子 森永レディス」でもプロアマ戦を途中棄権するなど万全の体調ではなかったが、伊勢志摩入りした今週月曜日は「お腹が痛くて全然眠れなかった」という状態。火曜日こそいったん回復の兆しを見せたが、水曜日には39度近い熱が出て、この日コースに顔を出した上田の表情も青ざめたままだった。
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過去にも急性腸炎を患ったことのある上田だが、「ちょっと分からない」と現時点で病名までは特定できていないという。「明日の朝まで待つという選択肢もあったけど、残りの試合もあるし、早く病院に行って検査したい」と、無理をせず、東京で精密検査することを選択した。
その上田に変わって、出場することになったのは比嘉真美子。昨年大会では2日目に首位に並び、最終的には3位で終えた好相性の大会。今年、初挑戦した米ツアーの予選会は2次を突破することが出来なかったが、今大会に優勝すれば一気に来シーズンのシード権が手に入る。
「選ばれた選手しか出られない中、1年間さえないプレーの私にチャンスが降りてきた。今までより感謝して臨めると思うし、良い結果につながると思う」
今年はトップ10がわずかに2回だけで賞金ランキング42位と、思うような成績が残せていない比嘉だが、この幸運な巡り合わせを復調への“きっかけ”としたいところだ。(三重県志摩市/今岡涼太)
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