10年連続出場の宮里藍 16歳コーに「あやかりたい」
2014年 クラフトナビスコ選手権
期間:04/03〜04/06 場所:ミッションヒルズCC (カリフォルニア州)
宮里藍は82位と大きく出遅れ コースの熟知が災いも
米国女子ツアーの今季メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に、2005年大会から10年連続10度目の出場となる宮里藍は、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー82位タイと出遅れた。
10番から出た宮里は11番(パー5)でバーディを先行。しかし、13番では2打目がグリーン左のバンカーに捕まり、3打目はグリーンをオーバー。このホールをダブルボギーとして、流れは一変する。
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15番でボギーを叩き前半を2オーバーで折り返すと、後半3番ではティショットが右のラフに捕まり、2打目が木の枝に当たって3オン2パットのボギー。6番はフェアウェイからの2打目がグリーン手前にショートし、ラフからのアプローチはピンを2メートルオーバー。下りのパーパットを外してスコアを落とした。
「後半に入ってティショットは右に行き、ユーティリティは左に行くというミスが目立ってしまいました。前半は自分のフィーリングが良かったし、後半はラウンドしながら微調整をしましたが、最後まで修正ができませんでした」。
苦戦したのはショットだけではなかった。「大会初日だと、“この辺にピンが切られる”とある程度は予想できるのですが、今回は初めて切られる場所もあって、正直戸惑いました」。今年で10年連続の出場。コースを熟知しているという自負は逆に、予想を覆されたことで困惑へと変わった。
ショットの修正に関しては、ラウンド後の練習を経て「アライメントの問題ですね。練習をしてリズムが悪くないことも確認できたし、アドレス時の肩の向きなど微調整ができたので明日は心配ないです」と、ポイントをしっかりと把握。気持ちを切り替えて2日目に挑む。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/本橋英治)
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