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今年の全米女子アマ

16文字の名字は長過ぎて、大学のゴルフサークル外ではメチャクチャな発音をされている。しかしビラダ・ニラパスポンポーンの名前を世界中のゴルフファンが知り、正しく発音できるようになるまでは時間の問題だということをフィラデルフィアCCの観客は知っている。

タイ出身のニラパスポンポーンはジェーン・パークに2&1で勝ち、8月10日に第103回目全米女子アマチュア選手権に勝利した。「これで私の名前も皆に知ってもらえる。試合はずっと私のペースで進んでいたが、今まで以上のメンタルタフネスが必要だった」と話す。

ニラパスポンポーンにとって「成功」は新しいことではない。彼女は1999年ジュニアランクを独占し、2002年NCAAディビジョンI、女子選手権を優勝した。しかし彼女が全米のエリートの一員であるという事に対して、近日父親になるコーチの伯爵、ダン・ブルックスは多少苦戦している。

「彼女は非常に良い子で、他の人を奉る傾向がある」とコーチは述べる。「自分を信じて、自分の存在が他を威圧していると思い込むべきだ」

6月に行われた全米女子アマチュア選手権で、ミッシェル・ウィに敗北を喫してから、彼女のゲームのアプローチに変化が現れたと彼女の友人でキャディでもあるアンディ・ドーソンは述べる。21歳の小柄なニラパスポンポーンは、以前と比べ背が高くなったように見え、自信がついたようだ。

「昔は完全に自分のことを信頼していないようだったが、最近は違う。一番変わったのが彼女の自分に対する自信だ」

兄弟に「Oui」と名付けられたニラパスポンポーンは、数名の有名選手を倒し優勝の座を得た。最初の3ラウンドでセシリア・バークスデール、アッスレー・ホーグランド、及びサラ・ハーティに勝ち、その後、親しいアリー・ソンとペアを組んだ。6年前、アリーと双子のナリーはフロリダ州ブラデントンのデビッド・レッドベターアカデミーに入学するためタイを去った。ニラパスポンポーンはすぐ後を追い、この3人はジュニアシーンに凄まじいインパクトを与えた。

ソン姉妹と違い、一人で米国に現れたニラパスポンポーンは「彼女達は私のホストファミリーだった」と述べる。「彼女達の家で週2回はタイ料理をご馳走になっていた」

全米女子アマチュア選手権の準々決勝では、1番ホールのティで余裕シャクシャクの気持ちが吹っ飛んだ。いつもは親しい2人が、対戦中は互いにバーディをそれぞれ10回出し、哀れみの欠片も見せなかった。

「アリーと私はコース外では友達であることを理解していた。でもコース上では、しかもこのような大会ではビジネスのように割り切ってプレーした」

ニラパスポンポーンは準決勝でも2002年全米女子ジュニア選手権のタイトルを持つインビー・パーク3&1で勝っている。

一方、ジェー・パークは勝利を義務付けられたベテラン選手のように、別ブロックを勝ち上がっていった。16歳の女子アマチュア新米選手であるパークはロビン・バーク、ヌリア・クロー、及びダイアナ・ラメージに勝ち、同じ10代のポーラ・クリーマー選手と準決勝で対戦した。

クリーマーはパークの絶妙なパッティングの前に敗北を喫した。カリフォルニア州出身のパークはバーディを6回沈め、クリーマーに2&1で勝った。

パークは、この週に感じたプレッシャーを全米女子オープンでの経験に似ていると言ったが、最初の5戦でバーディを22回出すなど、まるで試合で戦う事が生甲斐に感じているようだ。

両決勝戦出場者は日曜日、最初の18ホールで苦戦していた。ボギーが7回、ダブルボギーが1回。しかしニラパスポンポーンはバーディを3回出し、2ストローク差でリードし、昼休憩を迎えた。

午後、23ホール目でパークに試合をイーブン(同点)に持ち込まれ、ニラパスポンポーンは自分を疑い始めていると感じたドーソンは言った。

「Ouiはスウィングもパットも勢いがなくなってきた」とニラパスポンポーンに攻め続けるようアドバイスしていたと言う。「でもその後彼女は立ち直った」

ニラパスポンポーンは24ホール目でバーディを沈め、リードを再び奪った。その後リードをパークに渡す事なく2アップのまま、パークは32ホール目をボギーで終えホールを落としたため、ニラパスポンポーンが勝利をもぎ取った。

「残念ながら運が尽きたみたい。」とパークは言う。「もっと良いプレイができたはず。自分でも分かっている」

ニラパスポンポーンは両親、特にタイで医者として勤め、2001年に白血病と診断された父、アピチャートのために優勝を捧げた。

「『10年後の私も見ていてほしいから、今回はゆっくり家で休んで』と父に言いました。私のいう事を聞いてくれたと思います。あと『勝つには何が必要か分かった。だから大丈夫心配しないで』と伝えた」

心理学を専攻としている几帳面な選手の彼女は、プロになる前の大学残り1年で精神的なアプローチに磨きをかけると述べた。

「彼女は自分と試合を分析し、勉強している」とブルックスは言う。「これはゲームに対する正確なアプローチで、チャンピオンシップに繋がるアプローチだ」

ニラパスポンポーンは物事を追求し、マスターできる事を誇りに思っている。彼女はゴルフだけではなく、ギター、ピアノやフルートまで弾ける。

「この6年、自分一人でここまで成長した事を誇りに思っている。親にはもちろん精神的にサポートしてもらい、またいろいろアドバイスしてもらったけど、実行しているのは自分自身だから」

Golfweek

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