2026年 みずほアメリカズ・オープン

ティティクルともコルダともぶつかった 勝みなみ「この2試合で優勝したい」

2026年 みずほアメリカズ・オープン 事前 勝みなみ
勝みなみは最終日最終組を回ったメキシコから米国本土に戻った

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 事前情報(5日)◇マウンテンリッジCC(ニュージャージー州)◇6735yd(パー72)

最終組で回った最終日のプレーは、思いとは逆の方向に突き進んだ。前週の「メキシコリビエラマヤオープン」で、勝みなみは首位と4打差の3位から「78」で回り、4アンダーの13位に後退してフィニッシュ。大たたきする結果となり、「先々週からショットの感覚があまり良くなかったのに、悪かったのは(4日間で)1日だけで上位に行けた。そのへんは自信を持てる」と気持ちは早く切り替わった。

そもそも相手を考えれば、アクセルは序盤から踏み込む必要があった。トップからチェッカーフラッグを悠然と振らせたのはネリー・コルダ。女子メジャー初戦「シェブロン選手権」を制したばかりの世界ランク1位はやはり強い。

間近で見ながら、勝は「簡単そうにゴルフするなあ」と思わされたのが正直なところ。昨年10月には「ビュイックLPGA上海」でジーノ・ティティクル(タイ)とプレーオフでぶつかり、5ホールの死闘に敗れた。当時のランキング1位と比べても、「ネリーのほうが力みが少ない感じがしました」と、その乱れぬリズムに驚いた。「スイングもそうだし、全てにおいて力みが少ない。たくさん経験しているんだなっていうプレー。すべてが平均して良いというか、崩れないゴルフをする感じ」。独走を許して脱帽する。

約半年のうちに目下の世界トップ2との優勝争いを経験し、初タイトル獲得の瞬間が刻一刻と近づいていると信じられる。「プレッシャーにはなってないんですけど、いろんな方に期待されていると感じます」。SNSでの反応やメッセージのやり取り、声援が日を追うごとに増えていく。祖父の市来龍作さんから、スマートフォンに送られてくる激励の言葉もそのひとつ。「私を応援してくれている皆さんは年齢層が高く、80歳を超えた方も結構多いんです」。15歳にしてプロツアーで優勝し、長年活躍するプレーヤーならではのファン層も早く喜ばせたい思いが強い。

復調させたいショットについて「最近は結構、ダフり気味というか、うまく当たってくれないことがある。今週は当たってくれると信じて、自信を持って振りたい」と語った。次週の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州マーケティーワーCC)まで続く戦い。「この2試合で、できたら優勝して、全米に繋げたいと思っています」。6月のメジャー第2戦「全米女子オープン」(カリフォルニア州リビエラCC)は立場を変えてプレーしたい。(ニュージャージー州ウェストコードウェル/桂川洋一)

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