グリーンの前にもう一つの“グリーン”!? 馬場咲希もナニコレな珍フェアウェイ
◇米国女子◇アラムコ選手権 事前(1日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6765yd(パー72)
新規大会の舞台であるシャドークリークGCは、オーガスタナショナルGCの改造を手掛けたことで知られるトム・ファジオ氏の設計だ。特徴的なのはグリーン手前の短く刈り込まれたフェアウェイ。グリーンとの境目はほぼないに等しく、非常に硬く仕上がっている。米ツアー3年目の馬場咲希は「珍しい」とおどろいた。
下部エプソンツアーを主戦場とした2024年から、世界中さまざまなコースでプレーしてきた。それでも、今週のようなフェアウェイは「あまり見たことがない」という。月曜日に18ホールをチェックし、「不思議な刈り方で、なにこれ?って。芝が密集していてめっちゃきれい」と目を見張った。
パターとウェッジ、どちらを使うかは悩ましいところ。「グリーンの境目がなくて、キャリーで芝に食われるとかはないので、普通に転がしのアプローチのほうがイメージはしやすいかも」。低い弾道でカップに寄せるシチュエーションが多くなりそうだ。
今季は5試合に出場し、最上位が34位(3月「HSBC女子世界選手権」)となかなか上位に食い込めていない。一方で予選落ちは1回のみに抑えている。「ピンを狙うというよりは安全なところを狙うように。罠にははまらないように」を今週のテーマの一つとする。
同じ西海岸に位置しながら2週前は傾斜の多いグリーン、前週は砂漠地帯特有の硬いグリーンと、相手となるコースは様変わりする。「毎週、コースも景色も全然違う。今週はびっくりするぐらいきれい。こういうコースで試合ができるのはすごく幸せ」。二十歳の目に映る景色は明るい。(ネバダ州ラスベガス/石井操)