2026年 アラムコ選手権

「キャリーを安定させて攻略したい」 原英莉花が感じる米レギュラーツアーの“難しさ”

2026年 アラムコ選手権 事前 原英莉花
今季の獲得ポイント数によって高額大会のフィールドに入った

◇米国女子◇アラムコ選手権 事前(31日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6765yd(パー72)

今季3試合に出場して112.5ポイントを獲得した原英莉花は、LET(欧州女子ツアー)との共催で出場資格が狭まっていた新規大会のフィールド入りを果たした。前週の予選落ち直後はシードを持たない上位9人での出場は「厳しいと思う」と話していたが、土曜日頃から今大会に向けて気持ちを切り替えてきた。

2026年 アラムコ選手権 事前 原英莉花
レギュラーツアーに来てさらに感じる”難しさ”

レギュラーツアーに昇格し、米本土での2試合を終えて「アメリカはキャリー(着弾するまでの距離)のコントロールがめちゃくちゃ大事」と話す。屈辱の最下位で終えた前週大会は「スピン量が結構まばらになっていて。転がったり転がらなかったりして、打つ前に色々と考えることが多くなって。ナイスショットにつながらなかった」。2週前のカリフォルニア州シャロンハイツG&CCと比べ、前週のワールウインドGCは緩やかなライが多めもバウンドすれば上か前に跳ねるボールに戸惑いが生まれた。

日本ツアー時代からスピンコントロールができるように練習を積み重ねてきたが、「日本はどうバックスピンをしないように打てるかを考えながらプレーしてきたけど、こっちはマウンドが多いし、時間によって硬さが変わってくる。スピン量がしっかりしていないと思ったように転がってくれないし、思ったように止まってくれない」。米下部エプソンツアーでのセッティングと比べても求められるレベルは「シビア」と言い、再現性が高い球を打つための模索が続く。

2026年 アラムコ選手権 事前 原英莉花
米下部エプソンツアーも一緒に戦ってきたキャディと

シーズンを通して昨年バッグを担いでくれた“エース”キャディとのタッグが今週から復活する。ビザを取得するのに時間を要して今大会からの参戦へ。「自分のペースに戻った感じ」と信頼を置くチームで試合に集中する。高低差があり、ハザードも点在するコースに「今週はしっかりキャリーを安定させてグリーンを捕らえるように頑張りたい。攻略したい」と闘志を燃やした。

2026年 アラムコ選手権 事前 原英莉花
コースメモに書き込みながら練習ラウンド

初日は午後0時18分に1番ティからティオフする。賞金総額6億4000万円超の大会に滑り込めたのも、3月の初戦「ブルーベイLPGA上海」で10位につけ、2戦目「フォーティネット ファウンダーズカップ」での19位が実を結んだもの。自ら手繰り寄せたチャンスを、また次の好機へと変えていく。(ネバダ州ラスベガス/石井操)

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