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9人が出場の日本勢 予選通過圏内でのスタートは3人

◇米国女子◇フォード選手権 presented by KCC 初日(28日)◇セヴィールG&CC (アリゾナ州)◇6734yd(パー72)

出場者144人の平均ストロークは「69.5」。4バーディ、ボギーなし「68」で回った畑岡奈紗は「イーブンパーくらいの気持ちですね」と振り返った。「伸ばし合いの週もあっていいかなと思いますけど…」。首位と5打差の4アンダー32位の発進にも充実感が伴わない。

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序盤2番(パー5)で1mのバーディパットを外してから、「思い通りに行かないところがあった。そこを気にしながらのプレーだった」と早々に構えや打ち方を見直した。今季初めて予選落ちした前週の「朴セリ選手権」からの反省で、「ショットと同じでボールポジションがちょっと遠くなっていた」という。

4番(パー3)、第1打をピンそば30cmにつけるスーパーショットでバーディを先行させてからも、警戒すべき点は多かった。空気が乾燥していることで、「ハーフクラブくらいは飛ぶ。風がいきなりフォローになったりするのも難しかった」と午後のプレーでも“伸ばしあぐねた”というのが本音だ。

同じ組でプレーした古江彩佳も1アンダー96位発進では不満が残る。「ショットがいまいちで、チャンスにあまりつけられなかった。ほぼフラットなコースで、フェアウェイもグリーンも大きいので、伸ばしやすい」。得意のパッティングも停滞させたのはバミューダ芝のグリーン。「マウンドと(強い芝)芽が交差しているようなところもあるので、それが読みにくかった」。2日目は巻き返しが必須だ。

勝みなみは同じ午後のティオフで、9人の日本勢では4アンダーだった畑岡、西村優菜に次ぐ3アンダー52位。「(折り返しの)9番くらいからショットが安定してきた」と後半インで2バーディを決めた。視界が広いコースでは「気合いを入れないと、なんとなくボヤっとしてしまう感じがする」とターゲット取りも難しい。

この日はパターをスコッティキャメロン製のピンタイプにスイッチしてプレーしたが、評価は先送り。「距離が長いので、短いホールでしっかり獲らないといけない。伸ばせないコースじゃない。あしたもアンダーパーが求められる」と金曜日も果敢に攻める。(アリゾナ州ギルバート/桂川洋一)

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