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「人生で一番どん底」から復調へ 川崎春花はペブルビーチで初海外メジャー

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 事前(3日)◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)

海外でのプレーはプロになってから初めて。中学生のとき2度出場したジュニアの大会以来となる米国での試合に、川崎春花は会場入りした3日の朝からテンションが上がっていた。「ネリー・コルダさんを見かけて。『あっ、いはる!』って。さっき、リディア・コーさんもいましたよね」。トップランカーとの邂逅に心が躍る。

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昨季は国内メジャー「日本女子プロ選手権」を大会最年少で制するなど新人賞に輝いた。さらなる飛躍を誓ったシーズンはここまで、思うような成長曲線を描けていないというのが本音だ。トップ10入りは3月「アクサレディス」(3位)のみで、ポイントレース42位。「一番好きやったショットが不安になって、人生で一番どん底やったんです。予選を通っても自分では全然納得(にほど遠い)というか、いつおかしくなるかという感じでした」と序盤戦を振り返る。

2日目に「78」をたたいて2試合連続の予選落ちを喫した前週を終え、「少しつかめた」部分があるとも話す。左へ真っすぐ飛び出すようなミスに悩まされていた中で、周囲からアドレスのズレを指摘された。それを修正することによって、好調時の感覚を思い出しつつある段階。「まだ不安もあるんですけど、先週とかよりもマシかな」とうなずいた。

硬いフェアウェイ、小さいグリーン、経験したことのないような種類の芝からのアプローチ…。あらゆる局面で刺激をくれる大舞台を楽しみつくせるかは、やっぱり成績次第。「スコアが良ければ楽しめる!」と笑わせ、「この場にいられることがうれしいですけど、結果もしっかり残したい。予選を通過して、少しでも上位に行けるように」。ここペブルビーチを浮上のきっかけにできれば最高だ。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)

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