畑岡奈紗は練習日にネリー・コルダ＆ジョー・ラカバ氏のコンビと一緒にコースチェック

◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 初日（11日）◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6656yd(パー71)

12年にわたってタイガー・ウッズのバッグを担いできたジョー・ラカバ氏が、世界ランキング1位ネリー・コルダのキャディを買って出た。

＜＜　下に続く　＞＞

ラカバ氏は故障で戦列を離れているウッズと相談した上で、前週のPGAツアー「ウェルズファーゴ選手権」から当面の間、男子世界ランク4位のパトリック・カントレーのキャディを務めることになった。今回女子ナンバーワン選手をサポートしたのはコルダの“ピンチ”が発端。専属キャディのジェイソン・マクディード氏が2週前の「JMイーグルLA選手権」の途中、夫人の出産に立ち会うため急きょ離脱。今週も“育児休暇中”だ。

同大会では予選落ちした姉のジェシカ・コルダのキャディが代打を務めてくれたが、今回はウッズの代理人を通じて名参謀を“レンタル”。カントレーが今週をオフにしたこともあって実現した。「すごく名誉なこと。グリーンの読み、数字のチェック、すべてにおいてものすごくまじめ」と喜ぶコルダはイーブンパーの45位で滑り出した。

ところで開幕2日前、コルダ、リディア・コー（ニュージーランド）と一緒に練習ラウンドをした畑岡奈紗も“ネリー＆ジョー”のタッグに目を丸くした。

さらに、自身のキャディのグレッグ・ジョンストン氏からの「ジョーは何歳だと思う？」という問いの答えにビックリ。「うーん、50歳くらい」と予想すると、「67歳だ（実際は68歳）」と返ってきた。ウッズの前はフレッド・カプルス（63歳）のエースキャディだったとはいえ、その健脚ぶりからは確かに想像がつかないかも…。（ニュージャージー州クリフトン／桂川洋一）