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スイング調整は父と 古江彩佳は米ツアーの相棒キャディと連覇へ

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前(2日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72)

日本ツアー単独開催の昨年大会を制した古江彩佳は「(今年は)日米共催なので違う感じ。連覇は意識せずに頑張りたいです」と開幕前日の会見で意気込みを語った。海外仕様に仕上げられた会場に国内ツアーと異なる雰囲気も漂う。母国での米ツアー2勝目、日本ツアー通算9勝目をかけた戦いが幕を開ける。

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2週前の国内2連戦では「富士通レディース」で森本真祐氏を、「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は清水重憲氏をと、優勝した時のキャディをそれぞれ起用した。今大会は米ツアーでもあるため、今季ともに戦ってきたマイク・スコットさんにバッグを預けて臨む。「日本でお願いするのは初めてです。慣れてきたのもあるし、英語の会話をして勉強しながら」と話した。

休養した前週は、地元の兵庫でスイング調整に注力してきた。コーチでもある父の芳浩さんと一緒に練習場に向かい、「スイングが低くなっていて横振りになっていた」と連戦で少しずつズレてきていたショットを見直した。米国では1人で練習する日々で、「『ここがダメなんだろうな』と思っていても、しっかり把握はできていない」。客観的なアドバイスが支えになっている。

さらに、同週の国内男子ツアーでプロデビューする蝉川泰果から刺激を受けている。同じ兵庫出身で、「小学生の時から一緒にラウンドしたりしていました」と関係は長く、“タイガ”と呼ぶ。「当時から本当に上手かった。1Wもすごく飛んでいて、小学3、4年生の時は早く追いつきたいと思っていました」

今週は予選カットがない4日間大会。「集中して攻めるプレーが出来たら」と大会連覇を虎視眈々と狙って行く。(滋賀県大津市/石井操)

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