LAにトップ選手集結 渋野日向子、笹生優花、畑岡奈紗、古江彩佳が出場
2022年 DIOインプラントLAオープン
期間:04/21〜04/24 場所:ウィルシャーCC(カリフォルニア州)
畑岡奈紗4年前のLAの思い出 洗濯物を抱えて街へ…
◇米国女子◇DIOインプラントLAオープン 事前情報(20日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71)
畑岡奈紗が前回「LAオープン」に出場したのは、初回大会の2018年だった。当時はツアー参戦2年目、「ウォルマート NW アーカンソー選手権」で初勝利を挙げる2カ月前のことで、母の博美さんと米国で2人旅を続けていた。
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あの時、抱いたロサンゼルスの街のイメージは「(交通)渋滞と夜までどんちゃん騒ぎ」。ツアーが手配したダウンタウン中心部のホテルに宿泊した思い出は、決して良いものではなかった。窓の外は深夜まで騒がしく「本当に眠れなくて、コースも難しくて悪循環…」。
「ホテルに洗濯機が付いていなくて、洗濯物を担いでコインランドリーに行きました。(街中の)怖さも知らなくて。思い返すと危なかったですね…」と4年経って苦笑いする。
久々のウィルシャーCCでは開幕前日、夕方のティオフとなったプロアマ戦で最終調整した。「今週も風がそれなりに吹いている。日を重ねるうちに(グリーン上で)ポアナ芝の影響が出てくる。(3番パー4など)フェアウェイが傾いているところもあって、距離がなくても難しい」
相変わらず攻略しがいがあるコースで頭を抱えたくもなるが、今年は近隣に“民泊”して備えは万全。今では生活面もサポートしてくれる、頼れる帯同マネジャーもいる。「今週は静かに過ごしています(笑)。ご飯も作れて。それ(コース)以外のストレスはないです」と培ってきた小さな経験を生かしている。
目標は今季まだ達成していないトップ10入り。「4日間伸ばして終わりたい」と丁寧にバーディを積み重ねていく。(カリフォルニア州ロサンゼルス/桂川洋一)