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2020年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権
期間:10/08〜10/11 場所:アロニミンクGC(ペンシルベニア州)

合言葉は“30秒” 河本結が生かした5000ドル罰金の反省

◇米国女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(8日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577yd(パー70)

後半2番のティイングエリアで河本結の組にスロープレーの計測が入ることが通知された。前の組と1ホール間隔が空いてしまっていたためだった。組全体のプレーペースは共同作業だが、「(そこからは)時間しか気にしていなかった。タイムを計られて、『また罰金を払わなきゃいけないのか』っていうのしかなかった」

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米ツアーデビュー戦だった1月の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」での苦い記憶がよみがえる。2ホールでプレーペースが遅かったとして、同組のカルロタ・シガンダ(スペイン)とともに1人5000ドル(約55万円)の罰金を科された。

あの日胸に刻んだのは、「1打を30秒以内に打つ」という米女子ツアーのルール。メジャーのタフなセッティングと並行して“時間”とも闘いながら、2番はしぶとくパーを拾い、3番でバーディを奪った。「キャディさんが先にいって計算してくれたり、私が少しでも時間を使えるようにしてくれたので、感謝したい」。相棒とも協力して2度目の罰金は回避した。

パープレーの後半は5番(パー3)と最終9番(パー5)で70㎝のパーパットを決められなかったことが悔やまれる。「ショートパットで、どうしても手が動かなくなってしまっている。後半はすごく難しい中でもいいプレーができた。ショートパットさえ決まってくれていたら、ホント、95点つけられるくらいのラウンドだった。“もったいない”に尽きますね」と残念がった。

「ビッグスコアが出るコースじゃない。地味なパーが成績に現れてくるし、我慢のゴルフになる。きょうのゴルフは決めきれるところを決めきれなかった。そういうことをしていると予選も通れないし、上位にも絡めない」。2オーバー40位と出遅れは回避したものの、自分を戒めた。(ペンシルベニア州ニュータウンスクエア/亀山泰宏)

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